アネ代との初めての交流はSNSのダイレクトメッセージでした。
当時はSNSが広がり始めたころ。
オト次郎くんとワタシも楽しんでいました。
懐かしい同級生とも繋がったり
遠くの友人と繋がったり
会えなくても交流ができることが嬉しかったのです。
そんな時…
アネ代からメッセージが届きました。
「離れて暮らす一人暮らしの母が心配です。
そんな母が反対しているのに、SNSでオト次郎をタグ付けした投稿をするのはやめてください。
オト次郎の経歴にキズがつくことをアナタも望んではいないでしょうから、そこは自制心を持ってSNSを楽しんでください。」
という内容でした。
当時は、プライバシー設定を「友達の友達」まで見ることができるようにしていました。
もちろんアネ代とは友達になっていなかったのですが…
オト次郎くんがアネ代の息子のオイ太郎と友達になっていたためオイ太郎は私の投稿を見られる状態でした。
アネ代はオイ太郎のアカウントで私の投稿をチェックしていたのです。
チェックしていたこと、タグ付けするなと指示してきたこと両方に驚きました。
とても不快でしたが、タグ付けしないと困ることもなかったので
今後はタグ付けしないことに決めて返信しました。
「私も両親と離れて暮らしているので、お母様を心配する気持ちはよく分かります。
今後はタグ付けはしないようにいたします。」
と。
それに対して返信はなかったのですが
アネ代から勤務中のオト次郎くんに電話がありました。
「あの子、自分は両親揃ってるってマウントしてきたのよ!!!
両親揃ってるってわざわざ言う必要ある?
私たちのお父さんが亡くなってることをバカにしてるのよ!
最低な女よ!
やめた方がいいわ!!!」
オト次郎くんは返信内容を知らなかったけれど
「蘭子はそんなこと思ってないよ…バカバカしい。
仕事の時間にそんなことで電話してくんなよ…」
と相手にしませんでした。
帰宅したオト次郎くんに返信内容を見せると
「この内容でマウントされた!って騒ぐなんて…
アイツ…イカレてるな…」
と驚いていました。
このように、アネ代が憤怒する地雷は予測しにくい上に沢山たくさんあるのです。
この後もたくさん…地雷を踏んでしまうワタシです。
今回の地雷の背景として考えられるのは
離婚して母子家庭となったアネ代
子育てしていく上で「片親だから」と言われないように頑張っていたのだと思います。
というか、全ての不都合を「片親だからバカにされてる」という理由にしていたのだと思います。
その上、お父さんが亡くなったことで一層「片親」や「両親揃ってる」というキーワードで爆発してしまうようになったのでしょう。
我が家は子どもがいないので、「片親だから」ととやかく言う人が今もいるのかなどは分かりませんが
アネ代の性格上、相手にそんなつもりがなくても
「そんな言い方するなんて、うちが片親だからバカにしてるからだわ!」
って受け取りそうだなーと思いました。