「夏色のパンタグラフ」 | タカムラミカのブログ

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千葉県市川市の詩人 タカムラミカの
日常ブログです。

 

電車のドア付近に立つ癖が変わらなかったから

 

すれ違う電車の車内に君を見つけられた

 

空いた座席に小さく眠る君の長く伸びた髪に

 

過ぎた歳月の残酷さを思い知らされる

 

どうか幸せな夢を見ていて欲しい

 

それぞれの傷はもう痕にさえ残らず

 

痛みさえ懐かしさに変わる

 

二人を乗せた違う色の電車が

 

吸い込まれていく青い空

 

眩しい夏がもうすぐ始まる