「炎」 | タカムラミカのブログ

タカムラミカのブログ

千葉県市川市の詩人 タカムラミカの
日常ブログです。

 

断ち切った過去が色あせた思い出に変わって行く

歩道も冷たい風が吹き抜ける十字路も

扉を開ければナイフの先を濡らす妖しい光が

心の傷を浮かび上がらせる


何度やり直しても選んでしまう

決して落ちない握りしめたままの赤いインクの匂い


見上げた太陽を雲が必ず隠すように

くすんでいく

滲みては足元に溜まって行く