「雨粒にピアス」君が歩いていく少し癖のある歩き方いつも一人で居るけれど時々愛しい人を見つけたかのように空を見上げる悲しみの分だけ色を増したフィルターそれでも決してひび割れなかったフィルターこれ以上その心を刺し殺さないようにもうすぐ夏を知らせる雨上がりの優しい風君の耳元で揺れる新しいピアスに反射した光光の輪が足元に揺れて希望をそっと置き去りにして行った。