2006年春、
とある高校前に黒い車が一台。
「あ、ちょ、待ちぃや!」
「うるさい」
刺さる視線から逃げるようにあたしは車から降りた。
「なんでなん?なんでそんな不機嫌なん?名波ちゃんのゆーとーりほれ!びしっと決めてきたで!」
濃いグレーのスーツのジャケットをびし、っと整えて見せる真島さん。
「いや、決めなくていい。もう顔面からしてその筋の人だから早く帰って」
周りからの視線が痛い。
「んなっ!娘の入学式に出席するのにその筋もどの筋ないやん!」
いや、ある、大いにある。
だって、
「真島さんうるさいんだって!」
「オトーチャンに向かって煩いってなんや!」
「事実じゃん!小学校の卒業式も中学の入学式もこの前の卒業式だって静かにしてって言ったのに!」
「だから組のもんは置いてきたやん!」
「いや、あんたが一番うっさいんだって!」
ぎゃーぎゃーと校舎前で騒ぐあたし達が先生に怒られるのはそれから10分ごのことだ。
桜色のNEWDAYS!
時間軸バラバラに書きなぐっていこうかと。