白い肌、さらさらの黒髪、ほんのり赤い唇。
街を歩けば誰もが振り返る、そんな人。
「名波さんて、本当に綺麗ですよね」
大阪のとあるカフェ。
向かいに座りアイスコーヒーを飲む名波さんのしぐさの一つ一つがとても綺麗で思わず口に出てしまった。
「ん?そう?」
少し考えるように首をかしげ、からん、とアイスコーヒーをかき混ぜる。
少しして、…ありがとう。と微笑む彼女に思わずうっとりしてしまう。
「遥ちゃんは可愛いよね」
「え!そんなことないですよっ」
「顔真っ赤だ。かーわいー」
くすくす、と目を細めて笑う彼女を遠くの男性店員さんがちらちらと見ているのに彼女は気がついているのだろうか?
「そ、そういえば、真島さん、元気ですか?」
からかわれて恥ずかしくなり無理矢理に話をそらす。
「んー、そうだね、…元気、かなぁ?」
「…どうかしたんですか?」
言葉を濁す彼女に聞き返せば、なんでもないよ、とかわされた。
「たぶん、年のせいだから」
「ふーん、」
なんだか腑に落ちない。
でも、名波さんがなんでもないと言うなら、きっと大丈夫なんだろう。
「…ねぇ、遥ちゃん?」
グラスの中をかき混ぜながら彼女は、少し、寂しそうに言った。
「大切なものを手放すのって、どんな気持ちなんだろうね?」
「え?」
ずきり、ずきり、胸が痛い。
「…あ、あたしそろそろ行かなきゃ」
不意にグラスから手を離し、立ち上がる彼女にあわてて私も席から立った。
「あ、あのっ」
「いいよ、あたしに払わせて」
笑って伝票をふる彼女。
違うの、あのね、
私の言葉から逃げるように店から出る彼女を追いかける。
「じゃあ、遥ちゃん…」
「名波さんっ」
逃げるように急ぐ彼女の言葉を遮った。
「…きっと、辛いと思います。」
「え?」
目を丸くして私を見つめる彼女を見る。
「辛いし、寂しいけど、でも、それがその人にとって一番だって、そう思うから、だから、」
言葉が上手く出てこない。
「少しだけ、です、少し離れるだけです」
「…、」
「…名波さん?」
困ったような泣きそうな顔の彼女。
「あ、その、…ごちそうさまでした。また連絡します」
そんな彼女を見て今度は私が逃げたんだ。
白雪の恋煩い。
(…なんだか子供に余計な気を使わせた気がする。)
兄さんが好きでー、遥が可愛くてつらい
なにが書きたいかわからないwww
書き直したいwww