利益の確保へ 卸も「つくる」 13年度 卸売業調査
卸売業が製造部門を抱えて、
「上流」分野に進出する動きが広がっているようだ。
日経MJがまとめた「第43回日本の卸売業調査」では、
2013年度の全業種の合計売上高は、
12年度の4.0%上回ったものの、
営業利益は、1.4%と横ばいだった。
商品企画や製造など収益率の高い事業を取り込むために、
M&A(合併・買収)に踏み切る事例も出てきている様だ。
岡山県に売上高500億円規模の地場卸、藤徳物産(岡山市)の総菜工場がある。
「栄養管理士監修 30品目彩御膳」
30品目の食材を入れながらカロリーを494kカロリーに抑えたのが特徴で、
藤徳物産が企画開発した。
同工場は弁当だけで1日1万食、おにぎりや約2万個を製造する。
岡山県内だけでなく広く関西圏のスーパーにも供給している様だ。
この藤徳物産を13年12月に買収したのが食品卸大手の三井食品。
中四国エリアに販売網を築くとともに、
三井食品が欲したのが総菜工場だった様だ。
他にも三菱食品の例や国分の例も掲載されている
医薬品卸の分野でもアルフレッサホールディングが載っている。
<ヒント>
いわゆる川上(製造)と川下(小売)の中間で商材の流れを作っている「卸業」
いまこの「卸業」が川上分野へ事業を拡大している様だ。
理由は利益の確保。
従来の商材卸では規模が大きくても利益率が低い。
4月の消費税増税の影響も大きい。
独自メニューの開発・提案や独自商品の開発で取引の拡大を図る流れだ。
小売店側も「売れるPB商材」であれば歓迎だ。
今後もM&Aや独自の商品企画等が進んでゆきそうだ
どんな商品が出てくるか、楽しみだ!
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