万博の訪問記になります。
無職となった僕の、大阪への移動手段は往復とも夜行バス。
でも貧乏だからということではなくて、コスパに優れた移動手段として以前よりよく利用しています。
在職時にはよく新幹線に乗りましたけども、自腹で乗ることは今後も殆ど無いんじゃないかと思っています。
ということで鍛冶橋のバス停に向かいますが、一つ手前の神田駅で中央線を降ります。
すると駅前にすごい台数のタクシーが。
まだ電車が動いている時間でしたが、何でこんなに??
誰かがアプリでいたずらしたんじゃないかって思うくらいの台数でした。
偏見かもしれませんが神田なんて安く酔いたいサラリーマンが多いとの印象。
気軽にタクシーを使うような客層が多いとは思えないのですが。
どうでもいいですねw。
翌朝はほぼ定刻通りに難波に到着。
事前に調べておいたコインロッカーに荷物を入れて鍵を閉めます。
そして歩き出してすぐにこの万博のために買った折り畳み椅子を持ち忘れたことに気づき。
とは言え、そのためにロッカーを開けてまたお金を投入することが馬鹿らしいと思って止めました。
この日は初日ですし、そもそも椅子の必要性は半信半疑。
状況次第で明日は忘れないようにしなければ良いと思うことにしました。
市内から会場までの移動手段は複数ありますけども僕は当然のごとく安価な地下鉄。
ただ、専用駅の夢洲は大阪メトロの1日券の対象外となっていて。
どうしたものかと思って調べてみると26時間券というチケットの存在があることが分かり。
翌日のお尻が決まっていることを考えると初日の帰りと2日目の往復に使うことが有効と考えて、この日は徒歩を選択。
会場内でそれなりに歩くことになるでしょうけども、混雑具合を考えると恐らくノロノロ。
休まず続けているエクササイズとしてのウォーキングを、会場までの徒歩ということで済ませてしまうことにします。
道中でこんな建物を目にして。
冗談抜きで中東諸国の万博パビリオンかと思ったくらいですが、地図で確認するとだいぶ手前にあるようで。
後で調べてみるとゴミ処理場だそうで。
ちょっと見学してみたいですね。
更に先に進みますが、空で万博会場に向かうバスを何台も見かけました。
帰宅者を迎えに行く時間帯でもないし、無駄だよなあと思って。
気温も上がってきていたので、乗せてくれればいいのになんて思いながらね。
到着しました!
安治川口駅から万博東ゲートまでのこんなコースでございました。
1日に20万人を超えるという来場者の中で徒歩で来る狂人というのは何人くらい居るんでしょう?
万博のテーマでもあるはずの、究極のエコ人間として、好きなパビリオンに優先的に入れるとかしてくれると嬉しいのにw。
到着時間は予約していた9時の15分過ぎくらいだったと思います。
当然開門後だったわけですがそれでも凄い行列。
10時予約者の列も別に出来ていて、ここで改めて混雑さを認識して嫌な予感。
暑い中待たされるのはなかなかの苦行でした。
結局ほぼ1時間並んだ末、入場することに。
これって9時予約の人を10時までに捌けるのかな?と疑問に思ってしまいました。
これだけの大イベントですから手荷物検査を厳重に行うことは必要ですけども、もっと他にやりようがないのかな??
結局予約を1件も持っていなかったわけですが、これだと10時台の予約だったりするとやばかったなと。
東ゲート入場早々にある住友館でQRコードを読み込んで抽選に申し込んでみて。
こちらは2日目と合わせて計10回くらいトライしましたが掠りもしませんでした・・・。
これが正解だったのかは分かりませんが、全く予約を持っていない僕は当日登録ができるセンターに移動します。
並んだ末に予約できたのは20時30分からのオーストラリア館。
よし、これで最悪の見学なしという自体は避けられたとこの時点では安堵していました。
それから、ここに来ればネットと違ってどこかしら予約が取れそうだと確認できたのも大きかったです。
なんだかよく分かりませんでしたが、アラブ系の衣装を着た男性たちが歌い始めました。
せっかくだから入ってみるかと、その歌をよく聞かずに並ばないで入れたのはUAE館。
よく分かりませんでした。
その後は状況を掴もうとふらふら歩き。
今更ながら凄い人出ですね。
修学旅行や遠足の子供たちが多いことは想定済みでしたが、ただの平日なのに一般人が多いですね。
次に入ったのは大阪ヘルスケア館。
少しだけ並びましたが予約無しで入れたもので。
心筋細胞シートと、
人間洗濯機の見学を。
まあ予約せずに観られるのはこの程度ってことなのか、と変な認識をここですることになりました。
大屋根リングを挟んで向かいにあったネパール館もそれほど並んでいなかったので入ってみたところ、僕的にはなかなか興味深い仏教関係の美術品が観られて良かったです。
ここネパール館は食もウリの一つのようでしたが、何もかもが高くて。
あっさりパスして、持参してきたスーパーの弁当を食べる僕でした。
その後は列がそれほど長くない上に、ほぼ立ち止まること無く進んでいるスペイン館に入ってみましたが、何やら意味不明。
暗いエリアを抜けると絵葉書が多数飾られていて、やっとここでスペイン館に入ったことを認識出来たというか。
ここまでの4館で、あまり待ち時間無く入ることのできるパビリオンってのはまあそういうことなんだな、とある意味失礼かもしれない結論が得られました。
お次はガンダム。
と言っても当然入れるわけもなく。
ただ、15時に解放する枠があるとのことで挑戦権は与えられることがとりあえず分かりました。
お次は少々の並びで入れたコモンズ-C。
これははっきり言って僕には外れ。
僕にとって興味の少ない国がたまたま揃っていたのかもしれませんが、あまり立ち止まることもなくさっと出てしまいました。
お次はチリ館。
こちらも何か意味不明だったかなあ。
チリワインを楽しめるイベントもあるみたいなのですが、詳細な案内が何もなく。
不親切と言うか何と言うか。
お次は名前が何だかよく分からなかった夜の地球館に。
メインの展示物を観て、ああこれか!と。
能登の輪島漆芸美術館でその制作過程を見学しましたね。
思っていたより大きかったですが、万博が終わったらあそこに展示されるのかな?
ガンダム館の当日枠解放に合わせて準備を進めましたが、既に20時半のオーストラリア館の予約がある僕はこれを放棄しないと先に進めない模様。
少し考えましたが、こう言ってはなんですがオーストラリア館に特に行きたいわけでもなかったし、比較的空きがあるように見えたので再度取り直すこともできるだろうということでまずはキャンセル。
15時に合わせてスマホでチャレンジしますが、全然お話にならず。
ここでやはりスマホ経由での当日枠確保は基本的に無理だという結論に達しました。
どこも並んでいるし帰宅者が出始める夕方以降まで待機しようとベンチに座って動画視聴で時間を潰します。
そんな中、ネットで未来の都市の予約が取れました。
暗くなるとまた雰囲気が変わりますね。
未来の都市ですが会場の中では僻地と言える立地。
日が落ちてからの移動で良かったです。
ライブが出来そうな会場もありましたが、暗くてよく分かりませんでしたね。
未来の都市に到着です。
視聴者参加型のアクティビティを楽しんだ後は、
各企業の展示が。
こちらは川崎重工の乗り物。
デジタル乗馬とでも言うのでしょうか。
馬アレルギーの僕には羨ましい乗り物かもw。
後で振り返るとミャクミャクの写真はここで撮った一枚だけでしたので載せておきますね。
ここには仕事をしていたときの取引先の展示があり。
ショーがあるとのことで時間まで待って観てみたのですが、女性が意味不明なダンスをしており苦笑してしまいましたw。
実はこの未来の都市に来るまでは、正直万博つまらなくて期待外れだなと思っており。
この最後の体験が無かったら翌日本当に来なかったかも。
考え直すきっかけになってくれてこの未来の都市には大感謝です。
大屋根リングのほうに戻らないといけないのですが、趣の違う夜のガンダムを見学できました。
しかし、何かポーズがイマイチなんだよなあ。
高さ基準とか安定性の問題で片膝立ちなのはまあ仕方ないとして。
手は寧ろ下に差し伸べる感じで、人数限定でその掌に乗れるようにするとかすれば面白かったんじゃないかと。
大屋根リングに登ります。
明日は是非入りたいと思っているイタリア館を上から眺めます。
名前はよく分かりませんが噴水ショーをリングの上から鑑賞しました。
少し雨がぱらついていましたが、それよりは強風が理由のようですがドローンショーは中止。
楽しみにしていましたし、出発時間のことを考えると翌日は恐らく21時まで残ることは出来ないので非常に残念に思います。
東ゲートに向かう人の群れです。
プロジェクションマッピングですが、これは何のパビリオンだろう?
ゲートを抜ける前からノロノロでしたが、その先から夢洲駅までは大渋滞。
結局1時間ほどかかったと思います。
これは明日のドローンショーはやはりパスしないといけませんね。
駅に辿り着いてからは意外にスムーズと言うか。
ホームの入場制限なんかがあるものと思っていましたが無いですし、入ってきた電車にすし詰めになると思っていたのにそうでもなかったし。
みな疲れているのか、入線している電車を見送って次の電車で座って帰ろうという人が多いみたいです。
阿波座で千日前線に乗り換えてなんば駅まで移動してコインロッカーで荷物を回収。
せっかく乗り放題のチケットがあるので一駅だけでも地下鉄に乗って隣の日本橋駅に移動。
やよい軒で遅めの晩飯です。
この後はマッサージを受けて終了です。
最後に楽しめるパビリオンに入れたことで翌日も行く気が出てきました。
もっと楽しめると良いんだけどなあ。
忘れてしまいそうなので、万博には関係ないですが書籍の件も書き留めておきます。
4冊ですね。
①
面白かったですが、こういうお話は聴くのではなくて読んだほうが良さそうです。
こういうゲームが苦手なのかもしれませんが、ちょっと頭が追いつかないと言うか。
主人公の女の子は非常に魅力的だと思います。
頭の良い女性は好きですし、近くにいたら気になっちゃうかも。
一方で最後の対戦相手となる中学時代の友人の子は非常に苦手です。
ボヤ程度で収まることを想定していてそのとおりになったとは言え、火事を意図的に起こすなんてサイコでしょうに。
彼女も頭はものすごく良いのですが、好きになれません。
最後は仲直りしていましたが、それも解せませんね。
②
タイトル通りです。
宇宙は本当に凄いです。
そして、それをなるべく平易な文章で解りやすく説明してくれる著者のような存在も凄いと思います。
定期的にこのような宇宙の本をライブラリーに加えようかなと思っています。
③
タイトルで興味を持って聴いてみました。
読み始めて、吉祥寺の書店が舞台で、しかも主人公は三鷹の安アパートに住んでいるという設定で親近感が湧き。
とは言え、僕は書店とは本当に縁遠い人間。
子供の頃本は大嫌いでしたし、歳を重ねた今でさえ好きとは言えません。
そういう意味で「聴く」という形で本に触れることのできるAudible様々ということになりますが。
本を書く人はほぼほぼ本が大好きな人と言ってよいでしょう。
本作に限りませんが、小説の中には実生活以上の割合で本好きな人が登場することが多いなと感じます。
この作品は本も好きですが、それと同じくらい本屋が好きという人たちのお話。
僕はそもそも本を買わない人間ですし、買うにしてもネット通販ばかり。
書店で本を手にとって買う買わないを判断したのなんてもう数十年無いんじゃないかと。
豊かな人生とは言えませんねw。
話の内容としてはどうでしょうか。
特に店長ですが何か浮き世離れしているような気がします。
④
ライブラリーに登録していたつもりはなかったのに、突然流れ始めた続編。
そのまま聴きましたけどねw。
この作品でも覆面作家が登場しますが、メジャーな存在なのでしょうか?
こちらの話の内容もあまり特筆するところもないかなあ。
相変わらず店長がムカつくという主人公と同じ感情を抱くことになりますが。
既に別作品を聴き始めていますが、三作目も存在しているようで。
記憶が定かな今のうちに聴いてしまおうと思っています。