寝床にしていた道の駅・赤神を出発し恒例のお散歩です。
どちら周りにするか悩んで反時計回りを選択し、比較的直ぐだったこちらがトトロ岩。
青森のときと違って見本の写真がないので正解のアングルが分かりません・・・。
事前にGoogleマップでは通行止めの情報を何となく入手しており。
引き返すことも想定していたのですが、「車両通行止」の看板を見て人なら通っても大丈夫なんじゃないかと楽観的に捉えて先に進みます。
が、結局完全封鎖されていていて・・・。
遠回りはなりますが右に曲がると迂回できるようで。
引き返すよりは楽しいだろうとそちらに進みます。
ここまでも殆ど人を見かけませんでしたが、ここからは更に寂しい道。
クマとの遭遇を避けるために聴いていたAudibleを中断し、iPhoneをスピーカーモードにして音楽を流し続けることにしました。
敢えて更に脇道に入ってみたのですが、敢え無く強制終了・・・。
元の道に戻り封鎖されていたトンネルの逆側に来てみるとガッツリ工事中。
ゲートを突破してトンネルを通っていたら出口で大目玉を食らっていたことでしょう。
危ない危ない・・・。
前日散歩のコースを練るときに地図で見て初めて知った阿岸本誓寺。
日本三大茅葺き屋根だそうで、確かに立派ですね。
ちなみに他の2つは岩手県の正法寺本堂と山形県の出羽三山神社だそうです。
何れも寒い地域なんですね。
この本誓寺でアプリをポーズしようと思ったのですが、道中で既にポーズされてしまっていた事に気づき。
せっかく大冒険?したのに後半が記録されていないことになってしまいました。
アップルウォッチの方は実距離が計測されていましたので、記念に写真を取っておきました。
身支度を整えて總持寺祖院に。
横浜に移転前はこちらにあったようですね。
よくある禅寺の作りというか、本来は回廊の中を進んでの参拝となるはずのようですが、能登地震の影響を受けて外というか中庭から各建造物にアクセスするという方法になっていて残念でした。
お金が無いのか、宗教的な観点から敢えて急いで復旧しないということなのか、地震からもう1年半以上経つというのに倒壊の跡が見て取れます。
前者だとすると大変ですね。
観られないところが増えているのに500円の拝観料はちょっと高いかなと思ったのですが、そっちのお金に回るとしたらそれはそれで寧ろ望むべきことなのかもしれません。
こういうのは震災遺構として敢えてこのままにするのかもしれません。
意味は分かりませんが、フォトジェニックな一角が。
直ぐ近くにある無料の施設で曹洞宗・總持寺の歴史についてお勉強です。
永平寺との関係性がよく分からないのですが、序列みたいなものを気にしてしまう自分は人間が小さいのかなw。
まだ復興半ばということなのか、実に多くの片側交互通行の場面が。
前の車が珍しかったこともあり、一枚写真を。
アルパインってどこのメーカーの車種だろうか?ってなことを思っていたのですが、アルピーヌと読むフランスの自動車メーカー名そのものでしたね。
それからこんなところで杉並ナンバーを目にするのも珍しいなと思い。
と言うか、近隣に住んでおきながら杉並ナンバー自体を意識して目にしたのも初めてかもしれないと思い。
先に進んで輪島漆芸美術館に。
写真は撮れませんでしたが、漆器に関する人間国宝を所持する個人・団体のすべての作品が展示されていてなかなか見応えがありました。
ひょんなところで遭遇することの多いイオンカードの割引を利用して520円でしたが、それが無くとも一見の価値はありですね。
目の肥やしになりました。
沈金とか蒔絵ってのは知ってましたけど、蒟醤(これで「きんま」と読みます)なんて技法?は初めて知りました。
帰宅してから少し勉強してみようかな。
輪島の道の駅に到着しました。
地震とは関係ないようですが、廃線されてしまった七尾線の終着駅です。
ランチ先に徒歩で向かう途中に仮設住宅が。
傾いた電柱も見かけましたが、大丈夫なのかな・・・?
ランチはこちらで。
5食限定となっていた焼き魚でしたが、まだ大丈夫でした。
形や大きさからするにアカウオの干物だと思いますが、とても美味しかったです。
無料だったご飯の大盛りも、久々に凄い盛り。
金額を追加して大盛りにしても見た目があまり変わらないお店も多い中、これは素晴らしいですね。
ご馳走様でした!
そのまま海岸沿いの国道を進んで、途中で給水です。
味はもちろんのこと、頭から被ると冷たくて気持ちよかったです。
常にこんな状態なのか分かりませんが、チョロチョロとしか出ていないのは水不足の影響なのかなあ?
千枚田は人が入って借り入れをしているように見受けられました。
行き先をJAの直売所に定めて東に進みます。
ここでゲットしたのは訳あり品として格安だったかぼちゃとソフトクリーム。
見た目は良くないと言うか、あまりそうは見えないんですがこちらはイチゴ味。
普通ストロベリーというともっとピンク色ですけど、イチゴなんて表皮が赤いだけですからああいうのは人工的に色を付けているのかもしれませんね。
知りませんでしたが、赤崎イチゴというのは有名なようで非常に美味しいソフトクリームでした。
次の目的地への道中でたまたま見かけた人道橋のオブジェ。
誰も通る感じはしないのですが随分金をかけている感じで。
通行止めにしているのかそうでないのかイマイチわかりづらいですが、何れにしても地震での被害があったようです。
能登町の名前が入ったコーンの裏側には南三陸町の文字。
復興支援のお返しに提供しているということなんでしょうね。
こういう連鎖は見ていて気分が良いです。
イカキングに会いに来ました。
足8本と腕2本がちゃんと区別されているんですね。
あまり気にしたこと無いんですが、並びもちゃんとこういう順番なのかな??
ここのWi-Fiを使って次の行き先を決めて、意外に評価の高かったこちらに来てみました。
人が集まったら船を出すというスタンスのようで、電話をしたのですが一人では出せないと断られてしまいました・・・。
仕方なくということもないですが訪れたのは直ぐ近くの、のと海洋ふれあいセンター。
誰も居ないからと本来時間が決まっているはずの立体映像を直ぐに見せてくれました。
時代は感じますが、これが意外によくできていて満足。
ただ、早々に店じまいしてしまった別の建屋とか、これも時間的なものなのか潮位によるものなのかは知りませんが磯遊びができるコーナーも閉鎖されていてちょっと残念。
入館料は210円ですが、フルに活用出来た場合はお得な施設という感想です。
再度イカキングの居るつくモールに戻ります。
能登がイカで有名という認識もなかったのですが少し学ぶことが出来ました。
ここで兄への土産というか誕生日プレゼント用と、今晩自分で飲む用のビールを仕入れておきます。
穴水市街でお買い物。
コメリの本屋さんなんてあるんですね。
色々悩んだのですが、今日は弁当ではなく外食にすることに。
道中何度か目にしているすしべんです。
カツ丼セットに40円プラスしてうどんをフルサイズに変更。
味はまあ普通ですけど、これで940円というのはお得だと思います。
この後はフリーWi-Fiを求めて道の駅を複数彷徨うことに。
翌日は能登島の観光をしようと思っていたのですが、このせいで予定変更を強いられそうです。
道の駅を名乗るからには無料のWi-Fiを完備させてほしいものですね。
結局21時近くになって寝床を確保。
まずはこちらで喉を潤します。
美味しいビールでしたが、これは610円もします。
中身は一緒だと思われる通常ラベルが550円でしたので差額は復興支援金として寄付されると勝手にそう思って高い方を購入してみました。
少しはお金を落とさないとね。
車中でSTの映画を観ますが、まあつまらない。
途中で寝てしまいましたが、明日ちゃんと最後まで観てレビューしたいと思います。
書籍は1冊。
福井県での事故にまつわる話でしたが、どういうわけかその大半を福井旅行中の昨日に聴くという偶然。
不思議なものですね。
お話ですが、高齢ドライバーに轢き殺された若者は死んで当然といった輩。
かと言ってスッキリしたという話ではもちろん無く。
物語に登場するような昔のしきたりを今でも頑なに守る村落というのは今でも日本に存在するのでしょうか?
本人たちが固く口を閉ざしていれば伝わりようがないわけですが。
それはともかくとして、高齢ドライバーによる事故は年々増えているような気がします。
乱暴に言ってしまえば自損事故で運転手本人が死亡する分には一向に構わないのですが、他人を引いての死亡事故だった場合かなりの高確率で自分より若い人間を殺してしまうわけで。
世の中的には全く割に合いませんよね。
何か良い方法無いのかなあ・・・?