許しがたいロシアのウクライナ侵攻ですが、ウクライナ側の死者数が198人になったとのニュースを見て。
こう言っては何ですが、戦争の割に死者数は少ないなという印象。
と言うのは。
日本国内でコロナウイルスで亡くなられた方の人数が昨日一日だけで259人にも上りこっちの数の方が多いから。
戦争より恐ろしいことと捉えるべきなのかもしれませんね。
さて。
人災天災問わず(ウイルスは人災の可能性もありますが)人が亡くなるというのは本当に哀しいことではあるわけですが、今回に関しては私的なお話をお許しください。
一昨日、我が愚父が息を引き取りました。
満81歳での旅立ちとなります。
昨秋ショートステイ先で転倒して骨折し、結局そのまま一度も家に帰れずということになってしまいました。
免責条項もあるようですし、預かってくれた施設を過剰には責められないみたいですが、とは言っても明確にこの事故が死に直結する要因だったわけで。
でも一方で。
働き盛りの年代から大病を患って、僕に言わせれば薬漬け。
それにここ数年は身体の衰え以上に認知症が進んでいて。
生きていても楽しくないだろうなとかなり前から感じていたことなので、このタイミングである意味解放されたことは喜ばしいというか。
動脈瘤がかなりの大きさになっていていつ破裂(=即死だそうで)してもおかしくないと言われていましたので覚悟はできていました。
結局死因は心不全でしたが。
あまり夫婦仲が良いとは思わないですが、それは独身の僕には推し量れないこと。
今のところ態度には表れていませんが、気落ちしている前提で母をサポートしながら葬儀ほか諸手続きを淡々と進めていきたいと思います。
2020年の男性の平均寿命は81.64歳だとか。
やや下回りますが、健康体とは言えない中で上出来ではないでしょうか。
不敬ながら皇室に準えると僕を含め男系子孫が6人。
僕はこの中で継承順位が最下位ですが(w)、王朝形成(?)によく貢献してくれました。
父の冥福を祈るとともに、戦争やパンデミックで天寿を全うできない人が少しでも減ることを合わせて願いたいと思います。
断酒の禁を破り、死亡当日は甥と弔い酒を酌み交わせていただきました。
合掌