先日の三連休のことをまとめておきます。
 
愛犬レオとどこかに行くかもしれないと話していたのですが、それを聞いた母親が自分も一緒に行こうかなと。
父親はショートステイに出てますし、僕自身というよりは母の息抜きとして奉仕するのもいいかなと思い。
どこに行きたいか訊いたのですが、あまり旅慣れていない母はよく分からないらしく。
ちょうど3月ですし、先日9年目を迎えたばかりの東北の被災地に行ってみることにしました。
 
大泉から外環に入って、仙台宮城まで。
まずは北仙台駅に行って最近恒例になっている牛タン切り落とし弁当を購入します。
母親にも食べさそうと思ったのですが、それほどお腹は減っていないとのことで買ったのは僕の分だけ。
公園で食べようと思ったのですが、駐車場がいっぱいだったので近くのコンビニで。
 
その後は石巻に移動して青い鯉のぼりを見ようと思ったのですが、強風のせいかコロナのせいなのかやっておりませんで。
物凄い強風の中無駄足になってしまいました。
 
大甥が喜びそうなバイキンマンと

 

アンパンマンの遊具がありました。

 

ここに来るまでも風は凄かったわけですが、何かが車体に当たっているような音がします。
高速走行のせいかと思っていたのですが、停車中にも場合によっては当たっていることを確認。
調べてみると、何て言っていいのか分かりませんが屋根の両側に縦に入っているゴムパッキンみたいのが緩んでしまっているようで。
とりあえずガムテープで補強しようとダイソーに向かい応急処置。
 
これで大丈夫だと思っていたのが、走行中にまた音が鳴り始めました。
処置失敗かと思ったら逆の右側も同じ症状で。
こちらも同様にガムテープで補修。
 
寄ろうと思っていた南浜つなぐ館に行ってみると何かイベントがある模様。
運よく空いた駐車場に停めて歩いてみるとこの強風の中結構な人出。

 

イベントの開始が遅れているらしいのですが、イマイチ何やるのか理解できず。

パスして先に進むことに。

真新しい建物ですが、これのオープンなのかな?

 

がんばれ!!

 

見辛いですが、あの日の津波の高さが記録されてます。

 

南三陸を抜けて、まずはこの日の宿にチェックイン。

とは言っても泊まるのは母親だけですが。

 

更に道を北上して気仙沼まで。

シャークミュージアムに車を停めてぴんぽんで夕食です。

調べてみると前回はもう4年近く前なんですね。

時の経つのは早いもので。

お会計は二人で6千円。

満足でした。

 

南三陸へ戻る際にハンドルを握るのは当然飲んでいない母親。

僕はコンビニで買ったチューハイを飲みながらナビしましたw。

シャワーを浴びて就寝と言いたいところですが、僕とレオは車中泊です。

 

二日目は5時過ぎにレオの散歩です。

これは梅でしょうか?

 

基本歩くのが嫌いな彼ですが、こういう田舎道の方が機嫌よく歩いてくれます。

 

味のある散歩道でございました。

 

前日素通りした南三陸町の震災遺構に。

こんな高さまで津波がくるって信じられないですね。

 

この建物の屋上で津波をやり過ごしたそうです。

 

地震の直後に帰宅しようとした人たちに留まるよう指示したという従業員のファインプレイがあったそうで。

 

モアイ像です。

 

タコが有名なようで。

 

見てみたかったBRTですが、時間がちょうど合いました。

 

期待していなかった神割崎ですが、意外に良かったです。

 
この神割崎のすぐ先に公園があったのでここでも車を停めてみました。
震災の慰霊碑があって、亡くなった方たちの名前と年齢が彫られていました。

 

見た限り最高齢が百歳で、下は一歳。

もちろん亡くなるのは本意ではないとは言え、百歳は大往生でしょう。

一方で一歳って・・・。

何か切なくなりました。

 

この慰霊碑のすぐ裏に観音様が居られるのですが、どういうわけかこの慰霊碑の直ぐ後ろに立たれていて前に立てない構造になっています。

 

観音様の正面から拝むことが出来ないんですが、意味のある構造なんでしょうか・・・?

 

このパーキングで見どころとして挙げられていた釣石神社にも寄ってみます。

 

落ちそうで落ちないところが受験の神様としても人気なようで。

絵馬がたくさん奉納されていましたが、残念ながら身内に受験生が出るのは早くて10年後になりそうです。

 

地べたにも賽銭箱があるんですが、本殿は急な階段を上った上にございました。

 

直ぐ近くの大川小学校跡に。

 

避難ルートが憶測に感じる文体で書かれていたのが気になって調べてみたら、生徒も教師も津波に飲まれてほぼ全滅という悍ましい事故の現場だったと後で判明しました。

そういえば適切な避難指示をしなかった教師の責任を問う裁判があったのを記憶してましたが、ここだったとは・・・。

直ぐ後ろの裏山に逃げるという判断がどうしてできなかったのか。

悔やんでも悔やみきれませんね。

 

その後は女川に。

これも震災遺構の女川交番を見る予定だったわけですが、その交番周りにマイクが見えました。

何かのロケをやってるっぽいぞと回り込んでみると何と何と!

 

サンドウィッチマンじゃありませんか!!!

 

何枚か写真を撮ったのですが、テンパっていたのか指が入り込んでしまった写真ばかり・・・。

トリミングすればいい話ではありますが、残念無念。

とりあえず一番よく取れている写真を。

 

何の番組か気になって仕方なかったんですが、真ん中の女性に見覚えが無いので恐らく東北ローカルだろうなと。

後で調べてみるとこれっぽいです。

カメラに映っている気がしないでもないので、何とか東京で見れないか思案中です。

 

しかし基礎ごと持ってかれるって凄いパワーですよね・・・。

 

早めの昼食は女川丼です。

 

毛ガニの半身が入った味噌汁付きで1300円はお値打ちと思います。

 

ちょうど入線していたのでホームに入って一枚。

 

意外に乗客は乗ってました。

 

女川駅前は非常に綺麗です。

 

津波が来たらまたやられてしまいますが、人命さえ無事ならまた作り直せばいいって考えなんでしょうかね?

プレハブみたいな南三陸のさんさん商店街とはコンセプトが違うのかな?

どっちが良いのか部外者の僕には分かりませんが。

 

石巻、松島を抜けて荒浜小学校まで。

 

ここは一階部分のみの浸水だったので本来は中に入って見学できるんですが、コロナウイルスのせいで臨時休館中。

残念です。

2010年のチリ地震を受けて地震発生時の避難場所を校庭から屋上に変更したばかりで被災したんだとか。

大英断でしたね。

 

宮城県を抜け、福島県の太平洋岸と帰宅困難区域を南下して宿泊地のいわき湯本に。

今晩はレオも一緒にお泊りです。

 

母親が温泉に入っている間にニュースを見ていると、仙台駅で五輪の聖火が展示されたのこと。

これは前日石巻で日本で最初にお披露目されたとかで、強風でパスした例のイベントがそれと分かりました。

しかもそれにサンドウィッチマンが参加していたとかで。

ここで繋がり(?)ました。

 

明朝は21世紀の森公園ほかをジョギング。

アップダウンの激しいコースでした。

その後慌しく支度を済ませて7時過ぎに出発です。

 

がらがらの常磐道を進んで筑波山まで。

つつじが丘の駐車場からおたつ石コースを登ります。

 

思ったより岩場が多いのと、天気が良くて家族連れが多く登山道は大渋滞。

 

想定より長くかかってしまいました。

段差が大きかったのでレオを抱いて上る時間が半分近くありましたが、母親も面白いコースだと満足してくれたようで良かったです。

 

帰りは下道で、15時半ごろ帰宅。

お疲れ様でした!