参議院の議員定数を6増やすことが可決されたそうで。

僕は基本的に安倍内閣支持ですが、これは賛成しかねる愚案ですね。
大多数の国民が反対しているのは分かっているはずですが、そこまでして同僚の議席を守りたかったんでしょうか。
 
僕は元々、参院不要論者です。
はっきり言って存在に価値が見出せていません。
その参院の定数を増やすって、馬鹿としか思えないですよ。
人口が減り続けている国だというのに。
まさか、選挙権を18歳から与えたから有権者は増えたなんて屁理屈でも言うつもりなんでしょうか?
もう言ってるのかな?
 
選挙権が18歳に引き下がったからと言って、当たり前ですが税収は不変です。
収入は増えないのに支出を増やすって、算数すらできない馬鹿どもが国を動かしているのかと思うと情けなくなります。
 
憲法で規定している以上、一票の格差是正は必要だと思います。
でもそれなら寧ろ議席を減らすことで是正するのが当然じゃないですか。
でもそういうことをすると、どこの選挙区を減らすんだってことになるんですよね。
そんなもの計算ですぐ出るんだから文句言ったって意味無いんですが。
 
まあすぐに廃止も難しいでしょうからまずは参院選を全て全国区にする。
どこの出身だろうと頑張っている議員さんは分かるわけで、例えば北海道民が沖縄県出身議員に票を入れることだってあるでしょう。
寧ろそれが健全な姿だと思いますけどね。
評価してもらおうと今まで怠けていた奴らも頑張ることでしょう。
 
それに敢えて参院議員をプラスに考えれば当選後6年間腰を据えて仕事ができるわけです。
選挙区の人気取りなんかせずに、お国の為に働いてみませんか?
これは里帰りの必要も無くなりますからコスト削減にもなります。
 
地方の意見が届かなくなるって声が出そうですが、前にここでも書いた通り重要法案には各都道府県知事あるいはそれプラス政令指定都市長に議決権を与えればいいんですよ。
選挙区だってだけで普段はそこで生活していない国会議員なんかより遥かに地方の実情が分かるわけですから。
 
とにかく。
これは安倍自民の驕り以外の何物でもありません。
野党の皆さん、この6増分全てを手に入れることが最低限の勝敗ラインです。
安易な共闘は逆効果ですが、何とか自公連立政権に一泡吹かせてください。