真っ白な譜面に織り成す、あまりに美しいGADATI∞N | 遠距離通勤ガオラー・ぴろさこのブログ

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北関東在住。都内で働く、40代のITエンジニアです。
コロナ禍において折れそうな気持ちから何度も助けられているリトグリ。
本物の音楽を愛する者として、リトグリの唯一無二の凄さを1人でも多くの人に知ってもらいたくブログをやらせて頂いています。

1/20にリリースされたLittle Glee Monster初のベストアルバム

『GRADATI∞N』、もうお聞きになりましたでしょうか?

 

 

今日は、自分なりにそのレビューを

上げさせていただきたいと思います。

 

その前に。

 

1/22(金)から週末を入れた3日間、

リトグリの公式ツイッターさん主催で

「オンラインリスニングパーティー」を

開催していただきました。

 

世界中のリトグリファン全員で

同じ時刻にアルバムを再生スタート。

同じ曲を聴きながら、

「その曲の感想や、想いなどをみんなで

呟き合おう」という企画です。 

 

コロナで外出自粛の中、

それぞれの部屋にいながら皆で楽しめる、

最高の企画!!

 

自分も3日間全てに参加でき、

沢山呟かせていただきました。

 

公式アカウントや、

リトグリに多くの楽曲を提供頂いている

丸谷マナブさんも参加いただき、

その曲やMVの制作逸話や裏話もいっぱい聞けて、

ライブ感もあってすっごく楽しかった!

 

みんながどんな呟きをしたのか見てみたい方は

Twitterで「#リトグリGRADATION」と

検索してみていただければと思います。

 

この企画すごくいいので、

今度は限定版に付属されている

ライブ動画やMV動画とかでもやりたいですね。

 

 

では、「GRADATI∞N」の僕のレビューです。

各曲の細かい音楽的なレビューは、

プロの方にお任せして、

僕はざっくりしたイメージや想いを

書かせていただきます。

 

まず、Disk1 タイトルは「Sing 2020」

 

『THEリトグリ』というような

定番曲が沢山詰まっていますが、

全てリメイク。

 

通常、レコーディングは、

1人ずつスタジオに入って収録し、

後から加工、ミキシングするのが

一般的なのだそうですが、

 

今回は、Youtubeの

「The First Take」のように、

全員でスタジオに入り、

一気に収録する方法を取ったらしく、

そのライブ感も充分に味わえます。

 

6人でやっていた頃の楽曲も多く、

オリジナルと比較すると、

その時のPOPさを残しつつ、

声質や技術、表現力が格段に

上がっているのが判って、演奏も素晴らしく、

どれも新曲だと言っていいほどの出来映え。
まさに、『BESTを超えたBEST』だと思います。

 

この中から好きな2曲を上げると。

 

まず1曲目は一番最初の「好きだ」

 

これから始まる49曲のスタートに相応しく、

期待がこみ上がるイントロ。

 

そしてクライマックスでは、

芹奈&アサヒの芸術的なダブルフェイク。

 

これで「つかみはOK!」 そんな作品です。

 

2曲目は「オレンジ」

 

恋する女子高生の曲。 

アサヒのリードが多く、

アサヒの代表曲ともいえる作品。

 

『アサヒに、一途に想う女の子の心情を

 歌わせたら日本一のシンガー』

 

であると思っている僕ですが、

その想いはさらに増し、

オリジナルから

アサヒのウィスパーボイスがさらに進化し、

この曲の情景がはっきりと思い浮かべられ、

女の子の切なさをすごく感じられる作品です。

 

次にDisk2。タイトルは「Groovy Best」

大人になったリトグリの、

新たなステージを感じられる作りです。

 

まずは、甘めの食前酒で喉を潤したあと、

フルボディの赤ワインで、

ガッツリと大人のお酒を味わうような感じ。

後半はカクテルに戻って、

会話しながら余韻を楽しむような。

特に新曲の「Waves」は驚愕の1曲。

誰の曲だか知らずに聞くと、

ほぼ全員が「洋楽?」と答えると思います。

 

全編英語。

しかもMayuのリードから始まる重低音が

ズッシリとのしかかってきて、

大人リトグリのさらに斜め上を行ってしまったよう。

 

「既にリトグリは世界を向いている」

そんなことが分かる作品です。

 


では、ここからも好きな2曲を上げると、

 

1曲目はOver」。

ライブで、ガオラー用語で言う

「元気ゾーン」で使われる定番曲。

 

ライブではコロコロ変わる

フォーメーションも見もので、

観客もずっと腕を振り回しながら歌います。

 

また、歌はもちろん、

ドラムとベース、そしてギターのカッティングが利いたバンドの演奏がすごくいいんです。

 

バンドで青春を過ごしてきた

アラフォー、アラフィフのお父さんたちにも

ぜひ聞いてほしい1曲です。 

 

2曲目は「I Believe」

代表的な応援歌。

パイプオルガンのような荘厳な

イントロから始まり、

かれん→アサヒ→Mayuとリードが

引き継がれながら、

どんどんと勢いがついてきます。

 

『チャンスはたゆまず準備を

 し続けた者に微笑むから

 できない理由を探すのは

 もうやめにしよう』

 

というmanakaの歌で励まされた人も

沢山いるはず。

 

最後はDisk3。タイトルは「Harmony Best」

 

リトグリのコアコンピタンス

(他が真似できない圧倒的な核となる能力)

である、コーラスとハーモニーの技術力を全面に出した作りで、知る人ぞ知る名曲も沢山詰まっています。

また「明日へ」から「足跡」までと、

5人の葛藤から成長

「自分達の進んできた道に無駄なんてなかった」と気付く過程も解るようになっているようにも感じました。

 

好きな2曲。

 

1曲目は新曲の「VIVA」

WOWOWのゴルフ番組のテーマソングで使われている新しい応援歌。

VIVAとは「万歳・歓声」という意味の他「生きている」という意味もあるそうで、

 

『さあ 美しく 誇らしく 進め』

 

という歌詞に、このトンネルの先に光が見えたような気になります。

 

目の前が一気に広がるような曲調なので、

コロナが明けた後には、

航空会社のCMなんかで使われると、

すごく合いそうな気がします。

 

2曲目は「幸せのかけら」

いしわたり淳治さんの歌詞が

すっごく共感できていいんです。

 

『幸せのかけら 忙しい日々で

 見落としてしまいそうになるよ

 何ひとつ上手くはいかなかった今日を

 頑張った証が頬をこぼれた』

 

『前に進んでいるか

 分からなくなりそうな時も

 転ぶのは進んでいるからだって

 教えてくれたから』

 

仕事がうまく行かなかった日は、

これを聴いてどん底まで落ち込みながら寝て、

次の朝は「放課後ハイファイブ」を聴きながら

テンションあげて出社することで、

大抵の事は乗り越えられちゃってます。

 

他に、Disk3に含まれてる

『明日へ』と『足跡』。

リトグリの歴史を語るに絶対に外せない

この2曲も、歌詞を噛み締めて聴いて欲しい

2曲です。

 

 

以上、どのCDも、2曲ずつでは選びきれないほど、素晴らしい曲ばかり。

「これは好きじゃないな」という曲は

1つもありません。

 

ただ「あの曲は抜けちゃったんだ?」

というのはいくつかありますね。

例えば、感動の名曲

「Everything could be your chance」とか。

 

メンバーやスタッフの人達が、

一生懸命作り上げた選曲と曲順。

これを連続で聴いていくと、まさに、

 

真っ白な譜面に、

カラフルなMonster達が、

混ざり合い、紡いできた、

美しく鮮やかな「Gradation」

 

これが集大成ではなく、

これからの可能性は∞(無限大)

 

それが最高に実感できると思います。

 

紅白歌合戦や先日の「スッキリ」を観て、

リトグリに興味を持ち始めた方。

 

このアルバムだけでも充分に、

その凄さを分かっていただけると思います。

 

ぜひ、聴いてみてください。

 

そしてまだまだ、

リトグリから目が離せませんね!!

 

想いが強すぎて、

かなり長文になってしまいましたが、

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。