5か月のインターバルを経て、今年も魂を解放する時がやって来ました。
そう、“鬼怒川解禁”です!
この日は早起きして、夜明け前に自宅を出発!
不思議と釣りの日は目覚めがイイんですよね~
仕事では、こうは行きませんが・・・(笑)
心配していた前日からの強風も現場に着く頃には少し弱まり、何とか釣りが出来る位になりました。
で、この日、チョイスしたポイントは、事前の偵察で魚が居る事が確認出来た場所の一つ。
そのポイントの川岸に腰を下ろし、朝食を食べたり、紫煙を燻らせたりしながら、その時が来るのを待ちます。
すると、間もなくユスリカのハッチが始まりますが、水面を凝視してもライズが始まる気配はありません。
それから、しばらくして、ユスリカより一回り大きな成虫が飛び始めました。
ウスバヒメガガンボです!
その数が次第に増えてくると、突然“バシャッ”と水面に波紋が広がりました。
おぉー、ヤマメのライズ来た~!
そっと、サイドから狙えるポジションに立ち、ガガンボを模した繊細なドライフライをティペットに結びます。
直ぐには投げずに、まずは捕食行動を確認。
どうやら、ヤマメは下流から上流へと移動しながら捕食しているようです。
では、始めますか!
ライズを確認し、その少し上流にフライをキャストします。
すると、下流から吹き込む風の影響で、長めのティペットとフライは遥か上流側に流されてしまい、理想とは程遠い状態で着水。
これでは、フライより先にティペットが魚の視界に入ってしまいます。
目の前の流れは緩やかで、空は晴天・・・
フライ先行で流さないと、釣るのは難しいでしょうね~(汗)
そこで、風が弱まるタイミングを狙ってキャストしますが、風は弱まることはあっても止まることは無いので、多かれ少なかれティペットとフライは上流側に流されてしまいます。
結論から言うと、2回反応はありましたが、上手くフッキングすることが出来ませんでした(涙)
この状況ではそうなりますよね・・・
で、考え抜いた末、作戦を大幅に変更します!
風の影響を極力抑えるため、リーダー・ティペットを思い切って短くします。
その長さは10ft!
そして、フライはグラウスハックル#14(ウエットフライ)にチェンジ。
(沢田賢一郎氏のウエットフライ400パターンとドレッシング・テクニック9P参照)
このシステムで試しにキャストしてみると、思ったとおり風の影響が軽減され、フライまで一直線に着水します。
これならイケそうです!
ライズのやや上流側にポジションを取り、斜め下流にキャストしてフライ先行で水面直下をナチュラルドリフトさせます。
すると、直ぐに“ググッ”と、
キタ――(゚∀゚)――!!
小気味良い引きを十分に堪能してからランディング!
釣れたのはこの時期のアベレージサイズ!
鬼怒川ヤマメらしい白銀に輝く魚体!
今年も、この魚に出逢えることが出来ました。
まだライズしているヤマメが居るので、次の一匹を狙うことにします。
ラインを張らず緩まずの絶妙なテンションを保ちながら、フライ先行でナチュラルドリフトさせて行きます。
すると、再び“ググッ”と、
キマシタ――(゚∀゚)――!!
完全に作戦がハマったようです!
釣れたのは、1匹目と同サイズのヤマメ!
この魚を釣った後は、ハッチが終了したようで、ライズは徐々に減り、川は元の静寂な流れに戻りました。
なので、一旦上がることにします。
その前に、記念の集合写真を撮影。
撮影後は魚をリリースして、日中の部はこれにて終了!
その後、遅めの昼食(コンビニ飯)を取り、川沿いを車で走りながら川全体の様子を見て回ります。
既に餌釣り師は上がったようで、河原に佇むのはフライマンばかり。
ライズ待ちの方が多いですが、中にはロッドを振っていた方もいたので、ポイントによってはこの時間帯でもライズが続いていたのかもしれません。
遠目で見ただけなのでライズは確認出来ませんでしたが・・・
やがて太陽は西に傾き光量が落ちて来たので、第二部のイブニングを楽しむことに!
河原に車を停め、準備をしたらポイントに向かいます。
リードフライにシルバーマーチブラウン、ドロッパーにシルバーセッジをセットしたら、後はヒゲナガのハッチを待つだけ。
しかし、どうした事か、何時もの時間が過ぎてもハッチが始まりません。
少し待っても状況は変わらず。
なので、ダメ元で瀬の頭から釣りを開始し、徐々に下っていきますが、何の反応も無いまま開きまで探り切ってしまいました。
ハッチが無ければ成す術がありません。
今日は素直に帰ることにします!
しかし、不思議ですね~
今日のように気温が高くてもハッチの無い日もあれば、
雪が舞い降りる氷点下でもヒゲナガがハッチしライズする日もあります。
到底、人の思考では解き明かせない謎が自然界には山ほどある。
面白過ぎます!
まぁ~、何はともあれ、今年も無事に解禁することが出来ました。
では、また。





