レッスンをしていると、直してほしいところがいつまで経っても直せない生徒がいます
まずは、鉛筆でチェック
そのうち、赤、青、緑、ピンク、黄色…虹色のようになっていたりして
でも、直せない
というか、間違えているものを、練習してくるので、ますますその癖がついてしまう
そこで、私が意識しているのは、伝えるタイミングと、アンカー(その間違いに気づくきっかけを作るんです)
まず、私の話をきちんと聞こうとしているかどうか
生徒の態度、視線を見て判断しながら話をしていきます。
指摘されているところがどこなのか、実際やってみるとどうなるのかを伝えた後、必ず、それがどういうことだったのか、逆に説明してもらいます
これで、聞いていたのか、理解していたのかがわかります
また、実際に弾くときに、きっかけとなる言葉(擬音も多いです)をかけたり、その言葉を楽譜に書き留めたりしておきます
その指摘されたところの、ひとつ前からの動きの変化を確認すると、忘れない生徒もいます。
前の音を弾くと、自然と指が行くようになるのです
優先される五感を意識して伝えていくと、いいようです
今日も、そんな意識をしながら伝えた生徒がいたのですが、さて、来週のレッスンでどうなっているかしら
うまくいくことも、うまくいかないこともありますが、日々、葛藤しています