大学4年のとき、思いがけず、海外からいらしている客員教授にレッスンをみていただくことになりました。
教員を目指していたので、そのまま、それまで担当していただいた先生に見ていただくつもりでしたので、学校の掲示をみてびっくり
その年は、大勢の先生が、海外からいらしていて、私も、推薦していただくことができたようです。
はじめは、英語のレッスンということで、聞き取るのも必至コミュニケーションもなかなかスムーズにとることができませんでした。
でも、ドイツ語なまりの英語(what→バット、more→もーる…etc)も、ちょっとずつなれてきて、なんとか1年過ごしました
ただ、こちらからの質問は、なかなかできず、もっと、英語を勉強しておけばよかったなと思いましたが
でも、これは、私にとって、ものすごい自信につながりました
演奏能力が足りないと思っていたのが、多少なりとも認めてもらえたことで、学校の先生になろうと思っていたのが、また、ピアノの先生になりたいとあらためて思い始めたのです
6月になると、教育実習に行くのですが、私は、母校の中学校にまだお世話になった先生がいらしたので、そちらにお願いしました。
途中、先生が、ぎっくり腰になってしまい、2日ほどお休みに何をしたらいいのかわからず、その間に授業参観もあったりして…
その時いらしていた、ご父兄のの方から、きつい一言をいただいて、あとから、泣いてしまったことも…
それでも、なんとか無事終了。
この時、ひとりひとりに目がいってしまう私には、学校の先生はむいていないなと思いました。
それでも、教育課程をとってきた自分を認めたいと思い、教員採用試験を受験
見事に不採用
横浜市では、その年、一人しか採用がなかったそうで、その後、試験の評価をみることができるのですが、自分としては、納得のできる結果でしたので、すっきりとした気持ちで、ピアノ講師の職を探すことになりました
またまた、つづく…