ペットロスについて書いた過去記事の中で、

 

 

罪悪感

喪失感

 

 

心を苦しめるこの2つの感情との付き合い方を解説しました。

 

罪悪感のトリセツは▶︎こちら

喪失感のトリセツは▶︎こちら

 

 

これ以外にも影響が強い感情がまだあるのですが

 

それは、

 

 

 

 

自己否定感

 

 

 

こんな私はダメ、イケナイ。間違っていた。飼い主として失格。。

 

 

などなど、

 

いわゆる「自分責め」につながる感情なのですが

 

自己否定感はペットロスの方にとって、根深く心に居座るラスボスのような存在と言えるかもしれません。

 

 

ママと愛犬

 

 

それにしてもネガティブ感情って本当に嫌ですよね。

 

 

しんどくて、苦しくて

 

ネガティブ感情なんて要らない!なぜこの世に存在するんだろう!?

 

と思うこともあるでしょう。

 

 

でも、実は

 

 

生きるうえでネガティブ感情は必要なものです。

 

なぜなら、

 

 

ネガティブ(闇)がなければポジティブ(光)も存在しないから。

 

 

それは、

 

「辛い苦しい」がなければ、「嬉しい楽しい」も存在しないということ。

 

 

 

例えば、

 

排水管のヘドロ汚れに対する不快感がなければ

 

掃除してピカピカになった時のすっきり幸せ感もないのと同じ。

 

 

ちょっと変な例え?かもですが(笑

 

 

これらはコインの裏表(陰陽)のように「常に一体である」ものなのですね。

 

 

 

 

陰極まって陽に転ずる

 

 

この言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

これをあなたの心の中の闇と光で例えるなら…

 

 

 

闇から目を逸らして、光ばかり見ようとするのではなく

 

闇を見つめて底まで落ちると、光に向かっていく

 

 

 

ということになるのですが、

 

感情の仕組みは実にその通りです。

 

 

 

 

辛い感情には蓋をして目を背けてしまいがち。でも

 

そうすると知らず知らず心の中に居続けることになるので

 

いつまで経っても、何回でもネガティブな影響を受けます。

 

 

それは、

 

ヘドロの排水管をとりあえず見なかったことにして、蓋を元に戻すことと同じ。。

 

 

だから、逆に

 

 

心を見つめて辛い感情と向き合い、感情を浮上させて

 

真の辛さを感じながら解放していく作業が必要となります。

 

 

ママを見つめる犬

 

 

ところで、

 

ペットロスの渦中にいるママさんには皆等しく

 

ある1つの課題があります。

 

 

 

「その課題とは一体何でしょう?」と聞いてみると

 

よく返ってくる答えは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「戒め」

 

「償い」

 

 

 

 

償いたくなる気持ちというのは、

 

 

「愛犬に辛い思いをさせた、幸せにしてあげられなかった」

 

「私はダメだった、間違いを犯した」

 

 

このような自責の念によって沸き起こる思考そのものではあるのですが

 

これは、

 

 

 

 

課題とは言えません。

 

 

なぜなら、

 

 

 

 

お空の愛犬はそれを望んでいないから。

 

 

 

いつでも愛犬が望んでいるのは、

 

 

 

 

ママの心からの笑顔と幸せなんですよね。

 

 

 

だから、

 

ネガティブ感情に心を乗っ取られている時に出てくる思考を採用してはいけないのです。

 

 

 

「償い」に意識が向いているママさんは、

 

 

自己否定は愛犬への愛情ではなく

 

単なる個人的なネガティブ感情の1つでしかないことを知る必要があります。

 

 

 

感情に囚われているときは、自分の考えが答えとしか思えないものなのですが

 

少し落ち着いているときに改めて考えてみれば

 

「愛犬は償いを望んでいない」ということも、ママならわかるはず。

 

 

 

 

では、本当の課題とは何でしょうか?

 

 

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「癒し」です。

 

 

 

癒しといえば…

 

 

無理をせずリラックスすることをしたり、自分にご褒美を与えたりして

 

ストレスを解消するようなイメージがあるかもしれませんが

 

これはその程度の癒しではありません。

 

 

ここで言う癒しとは…

 

 

 

 

 

 

 

 

感情を手放すこと

 

 

つまり、

 

 

自己否定感を内面から解放することです。

 

 

 

ポジティブ思考やご褒美によって辛さを表面的に取り繕うのではなく

 

自分に辛さを与えている感情そのものを、自分の内面からリリースする

 

 

 

 

これが癒しの本質。

 

 

 

 

そのためには、

 

「こんな私は、ダメだ。」という思いがあるときに、

 

 

 

「あぁ。私は今、自分をダメ出しして責めているんだな。」

 

 

 

このように

 

自分を俯瞰して状態に気づき、自分責めをやめること。

 

 

 

これは1度や2度では済みません。

 

 

自責グセは相当に根深いもので

 

ペットロスの渦中でなくとも、日常的に誰にでも沸き起こるものですよね。

 

 

そして、

 

自己否定感がラスボスとも言えるわけは、

 

 

どんな出来事であれ、自分を責める材料にできてしまうからです。

 

 

というか逆に、

 

 

「自分を責めたい」からその出来事を取って付けているのです!

 

(↑自覚はない。)

 

 

 

 

ただ、これがわかったとしても

 

 

愛犬を十分に幸せにしてあげられなかったのに

 

私はひどいことをしたのに

 

自分を癒すなんて、自分だけ救われるなんて

 

 

 

「それは許されないこと!」

 

 

 

そう思うかもしれません。

 

 

でも、それは違います。

 

 

 

自分を責めること = 自分を傷つけること

 

 

 

愛犬は、ママが自分を傷つけ続けることを本当に望んでいると思いますか?

 

 

どの愛犬であれ、お空にいる全ての愛犬たちが望んでいることは、

 

 

 

 

ママが癒されたあとの心からの笑顔と幸福感

 

 

それをずっとずっと心待ちにしているのです照れ

 

 

 

 

それでも、やっぱりどうしても

 

 

「愛犬に辛く悲しい思いをさせてしまった。。」という思いに苛まれる方へ

 

お伝えしたいことがあります。

 

 

それは、

 

 

 

 

ママと愛犬の物語にはあらかじめ「設定」があるということ。

 

 

 

 

どのように出会い、どんな毎日を送って

 

病気にかかることも、どんな最期になるのかも

 

 

嬉しいことも嫌なことも

 

楽しい時間も辛い時間も

 

 

 

ママと愛犬のタイムラインは設定通りなのです。

 

 

 

これは魂レベルの設定なのでもちろん普通に自覚はしていないのですが…

 

 

でも、

 

人も犬も同じく、

 

 

いい思いをするためだけにこの世に生まれてくるのではありません。

 

「良い思い」「嫌な思い」も、どちらも体験する目的で生きているのですニコニコ

 

 

だから、

 

 

あなたの愛犬の犬生がどんなストーリーであっても、どんなに壮絶な最期であったとしても

 

「ママのせい」ということは1つもなく、

 

 

「全ての体験」が目的だから、愛犬はもう十分幸せ。

 

 

それなのに、

 

ママは自分が辛いからどうにかしたくなるだけで

 

それは、、

 

 

 

 

壮大なエゴの独り相撲なのですね。キョロキョロ

 

 

 

 

ちょっと長くなってきたので…

 

おさらいをして終わるとしましょうひらめき電球

 

 

 

ペットロスで辛い状態にあるママに必要なことは「癒し」

 

そしてそれは、感情をリリースするということです。

 

(感情のリリースは自己否定感に限らず全ての感情に言えます)

 

 

そのためにはまず、

 

自分をダメ出ししているときに「こんな私はダメ、間違っている」と思い

 

いつものように自分を傷つけるのではなく

 

自分の状態に気が付き、心の自傷行為を終わらせるのです。

 

 

 

それがわかったら、ネガティブ感情はそのまま感じて見つめるだけ。

 

 

否定せず、振り払わず、ただ味わっていると

 

そのうちリリースするタイミングが必ず巡ってきます。

 

 

リリース直前は強く闇を実感するタイミングであり

 

肚の内から涙があふれて嗚咽することもあります。

 

 

これを再び、排水管で例えるなら

 

 

蓋を開け、ヘドロ汚れを直視して汚物汚臭で極限不快になりつつも

 

ガンコな汚れと見つめ続けて粛々と洗い流す

 

 

こんな感じでしょうかニコニコ

 

 

これは、

 

 

 

陰極まって陽に転ずる

 

 

という必要なプロセスなのです。

 

 

 

 

 

 

 

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