「生きる」とは経験すること。

 

 

いいことも悪いことも

 

嬉しいことも辛いことも

 

 

幸せに見えないことであっても愛犬の犬生にとって経験は、全てが宝物なのです。

 

 

 

 

女性は特に、過去を取り繕いたがる傾向があります。

 

 

「あんな思いをさせてしまって、ごめんね」

 

「さっきは私が悪かったね。。」

 

 

そうやって、

 

過去のことを今になってフォローしようとする。

 

 

人間同士だったら問題ではないと思いますが

 

愛犬に対しては問題があります。

 

なぜなら、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬は過去を振り返れないから。

 

 

 

 

ここで1つ、

 

私のエピソードをふまえた例え話しをしますね。

 

 

 

 

私は以前、上海で犬の幼稚園を運営していたことがあります。

 

 

当時、上海の日本人は海外在留邦人数のトップ3都市に入るほど日本人が多くて

 

日本から愛犬を連れて移住される方もたくさんいたのですが

 

幼稚園を利用されるママさんから、こんなお悩みの声をよく聞きました。

 

 

 

 

「日本に居るときはおりこうだったのに

 

上海に来てから性格が(悪く)変わったんです。。」

 

 

 

 

 

 

さて、

 

愛犬はなぜ変わったのでしょうか?

 

 

 

 

国を隔てたフライトということで色々と手間がかかるのですが、その中でも1番の障害は

 

上海の空港に着き次第、愛犬が狂犬病検査のために隔離された施設で1週間係留されることでした。

 

 

その施設は見学一切不可、中国なのでそもそも信頼できず家族は不安がいっぱいです。

 

とにかく無事を祈って預けるしかない・・・そんな状態でした。

 

 

1週間の係留が終わって対面したときにはゲッソリ痩せていた・・という愛犬も少なくありません。

 

 

 

 

そんな大きな障害を乗り越えた後に待っているのは、日本とは全く異なる生活。 

 

 

 

 

上海では犬を連れて歩けるエリアが制限されていたり

 

日本人は自家用車を持たない家庭がほとんどでしたので、自由に遊びに連れて行くことも容易ではありません。

 

安心安全なフードも手に入りにくいうえに、PM2.5大気汚染の問題も深刻・・

 

 

ドッグライフ水準は日本よりはるかに低いものでした。

 

 

 

 

実際どのように変わったのかというと、

 

 

落ち着きがなくなった

甘えん坊になった

分離不安になった

興奮しやすくなった

攻撃性が出た

 

 

こんなところです。

 

このように愛犬が変わる原因としては、

 

 

フライト移動時や1週間の係留時に受けた過度のストレス

 

新しい生活環境に慣れるまでのストレス

 

 

これがきっかけとなっているのは間違いないでしょう。

 

 

でも実は、原因はこれだけではないのです。

 

 

その他の原因とは、、?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛犬に対して「ごめん」と思う気持ちです。

 

 

 

 

これは、

 

 

どういうことでしょうか?

 

 

 

 

「愛犬に辛い思いをさせてしまった。」

 

「新しい土地で愛犬を満足に楽しませてあげられない。」

 

 

このように、愛犬を不憫に思う気持ちからついつい甘やかしていたのです。

 

 

この、ママの間違った接し方によって愛犬の好ましくない行動が助長されていました。

 

 

 

 

新しい生活環境に慣れるまではストレスはまだ残っていることでしょう。

 

しかし愛犬にとっては、移動や係留の体験はすでに終わっています。

 

 

 

 

犬は過去を振り返れないので、終わったことに対するフォローは意味がありません。

 

 

 

 

ストレスやトラウマが残っていたとしても

 

事後にかまってあげたところで、辛かった体験自体はフォローできないのです。

 

 

 

 

フォローされるのは、自分の罪悪感だけ。

 

 

 

 

全てではありませんが、このように実際にストレスを受けた出来事よりも

 

その後の接し方の方が、行動の変化に影響を与える可能性が強いです。

 

 

間違った接し方をしなければ、愛犬は元に戻りますから。

 

 

 

 

 

 

犬は自発的に過去と未来に意識が向かないので

 

 

自分で過去を振り返らないし

 

自分で未来を思い浮かべることもない

 

 

 

 

人の意識は、過去ー現在ー未来に飛べますが

 

犬の意識は、現在ー現在ー現在

 

 

このように、瞬間が連続している感じです。

 

 

 

 

もちろん、過去の体験や学習したことは心身に残っていますが

 

それに関する刺激を受けない限り、自発的に思い返すことはしません。

 

 

 

 

要するに、

 

終わったことを後からフォローしようとしても、愛犬にはそれは伝わらず

 

ただ単に前より甘やかされている状態なので、問題行動が出やすくなる。

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

ごめん

申し訳ない

かわいそう

 

 

こう思う気持ちから、余計にかまうと愛犬にも余計な行動が増える。

 

 

ということは、

 

 

 

 

 

 

直し方は簡単。

 

 

 

 

ママが「かわいそう」という思う気持ちを見送って

 

余計なコミュニケーションをなくせばよいだけ。

 

▶︎感情の見送り方

https://ameblo.jp/petmylife/entry-12352347794.html

 

 

 

 

ただ実際、愛犬も強いストレスを感じたことで

 

さらに臆病になったり不安になりやすくなることがあります。

 

そんなときは、

 

 

 

 

かわいそう、ごめんね。。

 

と、母性で守ろうとするのではなく

 

 

辛いことをよく頑張ったね。

 

この先も色々あると思うけど、一緒に幸せに過ごそうね!

 

 

このように愛犬を立派な存在として「信頼」し、前を向くこと。

 

 

▶︎愛犬は心配されると嬉しい?それとも・・・

https://ameblo.jp/petmylife/entry-12347961589.html

 

 

 

 

ここまで散々「ごめんね」は伝わらないと書きましたが、実際は伝わるときもあります。ニヤリ

 

 

伝わらない理由は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間制限を過ぎているからです。

 

 

 

 

もし「ごめんね」を伝えたいのならば、終わってしまったことは潔く忘れて

 

 

 

 

「次は、制限時間内に伝えよう」と覚えておくことが大事。

 

 

 

 

その制限時間は、なんと、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1秒です!

 

 

▶︎1秒ルールとは

https://ameblo.jp/petmylife/entry-12347188211.html

 

 

 

 

1秒なんて、意識していないと難しいものです。

 

でも、これが慣れてしまえば何てことありません。ウインク

 

 

 

 

このように、残念なお話ですが

 

ママの愛情はいつもそのまま愛犬へ伝わっているとは限りません。

 

 

愛犬に伝わりやすい条件を知って、伝わるコミュニケーションを楽しみましょうねおねがい

 

 

 

 

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