コハルの一周忌が過ぎ、深夜1人でひっそりと
髪を20㎝ほど切った。
それでもまだウエストよりずいぶん長い。
(フラをやっているので、バッサリとはいかないのだ…)
わたしはだいたい明け方5時頃に寝るという
おかしな生活リズムなのだが
深夜になると特に
コハルのことを想って悲しくて仕方なかった。
コハルが亡くなったあと、夫から
「君にとってコハルは特別な子だね」
と言われた。
自分ではそんな意識はしていなかったし
そんなことないよぉ~
そんなのハナとモモに悪いよぉ~
と言ったし、本当にそう思う(思った)けれど…
なるほど、そうなのかもしれないと思った。
自分では気づいていなかったけれど…
コハルを看取ってから
『もう大型犬(大好きなゴールデン)は飼えない』
と思った。(いまも思っている)
推定11歳で、やっとわたしの子になった子だから
『ハルヨ(わたし)の子だからコハルだよ』
と名付けた。
… … … … … … …
6月から何度も旅立とうとしていたコハルを
9月の末まで引き留めてしまった。
極限の極限まで引き留めて生かしてしまった。
もっと早く逝かせてあげることも愛情だったとも思う。
だけど、どうしても、
ずっと一緒にいたかった。
11歳でやっとわたしの子になったんだもの。
…一周忌を過ぎたので、
わたしも新たに歩き始められたら…
…と思う。