突然ですが、
柴犬を飼い始めました。
豆柴ではなく、柴犬🐕です。
赤毛のオスです。
名前は福次郎。
耳が大きすぎて垂れているので。福耳の福次郎。
（成長したらだんだん立つ予定！）
スレッズで書いていた通り、熊よけと末っ子の情緒安定を任命しました。
もともと夫は、柴犬を飼いたがっていたことと
末っ子小春の情緒不安定な時期が続いていたのと、
夫の実家付近で熊が出て2軒先のおばあちゃんが搬送されたのが
（２軒先といっても1キロ以上離れてるんですが笑）
ちょうど重なり。
（明らかに飼う言い訳ですね？）
飼ってしまったぁぁぁぁ…
いつか動物を飼おう、と思っていたわけでもなく。
なんの準備もなく。なんの下調べもなく。
突然、福次郎に出会ってしまったから。
正直いうと最近まで私は、
犬があんまり好きではなかったのですが
それでも、諦め。
なんか妊娠と似てる感覚。
ああ。もう。仕方ない、っていう諦め。
だって、そういうことになっちゃったんだもん…！
「この子」って思ってしまったんだと思うんだもん。
ずっと都心で働いている独身の、高校時代の友人と会った時に
「どうやって子供産む覚悟したの？私は母親になる覚悟がまだ出来ない」って言われたことがあった。
その時、
「母親になる覚悟なんて、そんなもんしたことない」
って言った。
覚悟なんてものより先に、そうなっちゃったんだ。
もう引き受けるしかないのだ。
ペットを一時的な気の迷いで飼ってはいけない！
全てを引き受け、最後まで添い遂げる覚悟をしてから！
なんて言われるけど
そんな覚悟、頭で出来るわけないから今まで飼わなかったんじゃい。
ちなみに、辞書で調べると
「覚悟とは？」
悪い事態（に多大の努力がいるの）を予測して心の準備をすること
そりゃあ覚悟なんてできるわけないです。
悪い事態なんて全力で避けたいです。嫌です、嫌です。
うちにはすでに全てを引き受ける覚悟（諦め）をしたお子が４人もいるし→親になるということ
責任なんてこれ以上持ちたくないです！
でも、頭はいつも置いてきぼり。
先に魂と体がやってしまう。
出会ってから１週間くらい、「触らぬ神に祟りなし」的なフリを頭がしていましたが
「飼いましょう」と私の頭じゃない何者か夫に言った。笑
正気か！？
本当に大丈夫なのかよ？
不安、後悔。絶対あるよ。
絶対大変だよ、絶対臭いよ。
絶対うるさいよ、絶対自由な時間なくなるよ、と頭はいう。
分かってる。分かってる。
でも、もう、仕方ない。
そうなっちゃったんだから。
引き受けちゃったんだから。
魂と肉体が先にやっちゃったんだから。
頭はもうそれに従うしかないのだ。
（ほんと妊娠出産もこれ…）
この諦めが、わたし的覚悟。
もう、頭は黙るしかない。
全力で捧げるしかないのだ。
魂と肉体が先に決めたことに。
っていうか、それが「覚悟」なんじゃないのか？
もうそう決まっちゃったんだから仕方ない、
頭は黙らして決まったことに捧げよう、っていう感覚が「覚悟」なんじゃないのか？
（「決める」のは頭じゃないってことですね、本当に。）
というわけで、福次郎がうちに来て２日間くらい、私はブルーでした。
魂の指示に従った肉体の実行に対して、
頭が追いつかないブルーさ、です。笑
圧倒的な事実を前にして、無。
ノートにも書くことがない。
描写するくらいしか言葉が出てこない。
そこからたった１週間ですが、色々と気づきつつあります。
▼こちらの記事につづく。
