この1週間、長女の受験の引率。

先週は夫が付いてきていたのですが、今週は交代で私。

 

 

始発の電車が目覚まし時計。電車の音で目覚めます。

今日は朝焼けがものすごく綺麗だった!

 

 
 
昔、高層ビルに映る東京タワーを本物だと思って
逆方向に走ってたことがあったんですが
 
お月様やお日様が映ってるのも
全然見分けがつかない。
 
 
 
お日様が本当に登ってるのは反対側

 

 

 

1週間のんびりできる♡

引きこもって、書きたかったブログをいっぱい書こう!と思っていたのですが

 

試験会場までの送り迎えとかご飯を与える、とか

洗濯とか、あと長女の部屋がなぜかやけに散らかるので片付けとかで、結構忙しい。

(ホテルの長期滞在タイプで借りてます)

 

 

特に私は次への切り替えに「ボーッ」とする時間が必要なタイプ。

ボーッとしてるうちに

 

「もうこんな時間!!いつの間に!!」

 

という毎日を過ごして1週間が経とうとしています。

(でも本は4冊読んだ。私にとって本は「ボーッ」のうち。)

 

 

 

娘に電車の乗り方を教えるため、試験に向かうとき以外は電車移動しています。

20年ぶりにSuicaを使ったけど…便利!!!なんて便利なの!!

 

20年前はカードしかなかったし使えない駅が結構あったけど

モバイルSuicaがこんなに便利になってるなんて!!🤣

 

日曜日、娘を送った後、試験会場の最寄り駅から丸の内線が出ていたので、東高円寺に行ってみることに。

 

 

 

 

18歳の頃、初めて一人暮らしをした町。東高円寺。

 

これまで何度か、行ってみようかなって思ったことはあったんです。

 

けれど

 

大体、何のために?

 

わざわざ行くほどでもない。

 

 

東京にいるときはもっと別の用事が入っているし。

 

 

この日も、「こんなことしてないで、部屋に戻ってなんか意味あることしたら?」とよぎったけれど、こんなに暇な時間があることはなかなかないだろう、と丸の内線に乗った。

 

 

ここは後楽園(春日)

 

 

 

18駅、35分か…

 

遠いな…面倒臭いな…

銀座で降りて部屋に戻りたいな…

 

 

と再度思ったけれど、

 

 

まあいいか、こんな日曜日も。

 

いつかまた行きたいと、思っていたんだ。

 

 

 

当時18、19、20歳。

実に20年以上ぶり。

 

丸の内線は本当〜〜によく乗った。

新宿に出るにも東京駅に行くにも後楽園に遊びに行くにも。

時間だけはあったので池袋行くにも乗り換えず一本で行った。笑

(ちなみに当時、銀座に用事はなく、銀座で降りたことは一回もなかった🤣)

 

 

専門学生の時は、中野坂上で降りて弥生町の校舎まで歩いた。

駅から徒歩15分は、遠かった。

今思うと、東高円寺にアパートを借りたことは間違っていた。

 

微妙に交通に不便だと

私のような人間はすぐ学校に行かなくなる。

 

だから、娘の部屋選びは絶対に学校の近くに借りると決めている。

(まあ、遠くてちゃんと通う人はいるし、近くても全然来ない人も居るよね🤣)

 

 

 

新宿3丁目。

伊勢丹で働いていたときはここの駅まで毎朝満員電車で通った。

 

心を押し込めて、人の流れのまま流れて

ぐっと踏ん張って

耳にはヘッドフォンして

 

外側も内側も遮断していた。

何も感じないように。

 

ちょっとでも気を抜いたら、ちょっとでも何かを感じてしまったら、そこから全部漏れ出してしまうようで、今日1日をやり過ごす自信がなかった。

 

でもその「漏れ出してダメになる日」は定期的に必ず訪れた🤣

 

 

 

 

 

バイクの免許を取ってから、何度も走り抜けた青梅街道。

 

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駅の中のドトールが、あった。

 

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当時住んでたアパート、あった。

 

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アパートの真ん前の小学校、あった。

 

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給料日に行ってた焼肉屋、あった。

 

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よく行ってたアジアン料理屋、あった。
 
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トイレットペーパーを買ってた一番近いドラッグストア、あった。
 
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オリジンもモスも、あった。
バイト先だった近所のパチスロ屋は大きく改装していた。
(すごーーく給料がよく、学生夕方バイトなのに月に25万円も貰っていた。)
 
 
 
 
 
 
もう二度と来ることはないな、
 
と思った。
 
なんていうか、よーく確認できた。
 
まぎれもなく、この私だ。
 
 
 
途切れも分裂もしていない、今ここの私だ。
 
感傷に浸ったり懐かしんだりして
 
切り離す必要はない。
 
 
あの頃も、どの頃も、ぜーんぶ今ここの私だ。
 
 
 
何も置き去りにしていないし、やり残してもいない。
 
いいんだ、今だけで。
 
忘れてもいいんだ。
 
覚えていようとしなくてもいいんだ!!
 
 
 
 
 
 
 
高校を卒業した後に進んだ学校や暮らし。
若すぎて当時ハッキリしない「やってみたいこと」に、親はお金も時間もかけてくれた。
 
 
それやって何になるの?
本当に何かに活かせるの?
 
なんて言わず、ただやりたい事をサポートしてくれた親に今更、感謝が湧いた。
 
 
 
その時親が掛けてくれたのは、「私がいろんな経験をすること」だった。
 
そしてその私は、今ここにいる。
 
 
 
だからあの頃を忘れてもいい、って自分に許した。
 
自分の娘に対しても、そういう気持ちでサポートできるのが嬉しい。
 
 
 
これらに注ぐお金や時間が何になるのか、
 
本当に実を結ぶのか、なんてどうでもいいし
 
ゆくゆくは忘れる対象になったとしてもいい。
 
 
結果を打算せず、「やってみたいと思ったことを何でもやってみなさい」って、自分にも娘にも許せることが嬉しい。
 
 
なんか、全部、ありがとう。

いろんな事があったこと、ありがとう。


きっと娘も、いろんな事があるだろう。

けど、大丈夫!

いろんな事経験して、楽しんで。

たくさん感じて。

どんどん、忘れて。





 
 
 
びっくりしたのが、毎日通ってたはずの当時の部屋までの道に、神社があったこと。
 
当時は神社なんて見向きもしなかった。
 
足を踏み入れたこともなかった。
 
全く記憶になかった。
 
 
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初めて参拝した。
 
当時の経験をありがとうございました。
 
 
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天気のいい暇な日曜日だったので、何となく散歩のつもりで来てみたけど、
 
来てみないと分からないことってあるんだと思った。
 
もう来なくていい、って、来たから分かった。
 
ハッキリと、許せた。
 
 

 

 

 


 

 

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