秋らしくない、どんよりとした低い雲の中、1泊2日で山形県尾花沢市に行ってきました。
八戸から車で片道約5時間。
 
 
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サンルーフを開けたら雲がこぼれ落ちてきそうなほど、低い雲。
 
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目的は
 
・蕎麦街道で蕎麦を食べる
(・おくのほそ道巡礼)
(・月山(出羽三山)を拝む)
 
です♡
 
 
 
 
というのも、
 
私は最近たまに山に登ったりするのですが
 
中高年夫婦の多いことにびっくりしていて。
 
 
様子を見ていると、なんだかどっちかがどっちかに合わせている感があるんですよね!
 
もちろん中にはどっちも楽しそうな夫婦もいる。
 
けれど、「みんなが楽しそう」「みんなが笑ってる」っていうのは、やはり高齢でも友人同士のグループの方が圧倒的に多い。
 
夫婦だから気を使わずに疲れた顔を晒してるだけかもしれないけれど(笑)
 
 
 
この「共通の趣味」に見えるようなものについて、登山後はいつも考えてしまうんです。
 
 
「夫婦で共通の趣味を持つべき」など聞くけれど、
本当にお互いの「好き」が一致する「共通の趣味」などあるのだろうか?
 
 
だって、私と社長の間には、共通の趣味など一つもないからです!
(共通で好きなものと言えば営みくらいか。)
 
 
 
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前沢インター名物「山田せんべい」
赤ちゃんせんべいが風味を増したような味。
 
 
 
 
 
若い頃は、大黒摩季の歌のように
 
「車も詳しくなったし〜
サッカーさえも好きになったわ〜」
 
みたいに
 
好きな人が好きなものを
私も好きになりたい!!
 
 
ってことがあったかもしれないけれど
 
そんな「そもそも、そのものが好きではない」ものは、やはり自分のものではない。
 
その人と別れると遠ざかる「好き(趣味)」は、そもそも「自分が」そんなに好きではなかったものが多いですよね〜
 
例えば音楽でも、車でも、バイクでも、遊びの趣味でもスポーツでも。
 
 
 
 
 
 
 
「一緒に楽しまなくちゃ!」に縛られず「私は私、彼は彼」でそれぞれ勝手に楽しんでいる方が、結果的に一緒に楽しめることが増えるし、相手のことを思いやれると感じる。
 
「表面的な趣味のカタチ」が同じ方が「楽しい」とか「幸せ」なんてことは全くない。
 
登山でビシビシと「疲れた、つまんない、付き合ってやってるオーラ」を旦那さんに向けて出している奥方を見ると、ついそんなことを考えてしまうんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、うちの彼はよく「月が綺麗だよ」とか「虹が出てるよ」と電話で教えてくれる。かと言って一緒には見たりしない。
 
「お前が好きそうなのあったよ」と文具雑誌もよく買ってきてくれる。かと言って一緒に文具を楽しんだりしない。
 
「NHK100分de名著」などで私が好きな本が取り上げられていると「お前が好きそうなのやってるよ」と電話かけてくる。かと言って一緒にそれについて語り合ったりはしない。それにその本を彼が読む事もない。笑
 
 
 
でも私は、それがとっても嬉しい。
 
自分が興味なくても「あいつが好きなやつだ」とただ知ってくれること。
オマケでそのうち何かちょっとした応援をしてくれること。
 
 
 
 
起業とかで「旦那さんが応援してくれない」とか言う人がたまにいますが
 
別によくない???
 
好きなら勝手にやってれば。
 
自分が好きなものを一緒に好きになってほしいという設定は、自分も相手も縛る。
 
 
 
 
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今回はちょっとだけ足を伸ばして「銀山温泉」に行きました!
岩手を南下し、宮城に入って山を越えてすぐのところ。
 
 
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大正ロマンの建物が有名な銀山温泉ですが、若干、観光化し過ぎて「映え重視」に感じる部分も多々ありました。そして散策したり泊まったりして感じたことですが、ここで働いている人が、その「映え」に頼り過ぎている感も否めなく・・・
 
なんていうか、「自分たち」は「映え」の二の次というか。
「映えスポット」として、映え狙いの若者や外国人観光客が殺到して、結果そうなったのか・・・?
 
もう少し外側の「映え」に頼らず、おもてなしや誇りなどの「内側」を磨けばもっと素敵な温泉街になるのにな、と思った。
温泉街の働く人達の一致団結感もそんなになかった。
 
月が綺麗で、そしてやっぱり建物は美しく。
それがかえってジオラマ感(作り物感)をまた強く感じさせるのだった・・・
 
 
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そうそう、彼は「旅」自体もそんなに好きなわけではないので
(月も太陽も牡牛座でとにかく牛のように動かない・・・!)
 
行き先から交通手段から宿から、計画はいつも全て私。
それも昔はすっごく嫌でした。
(今は自分の興味ある好きなところばっかり行けるのでハッピー♡笑)
 

 
設定ガチガチの頃は、いつも
 
「なんで旅行とか計画立ててくれないの!」
「一緒に旅したいと思ってくれないの!?」
「ここに行こう、って誘ってくれないの!?」
 
愛されてないんだ、ヨヨヨ・・・
 
と思ってましたが、
 
そんなに行きたいなら自分が勝手に行けばいいだけ、と気づいた時には衝撃でした。笑
 
 
 
何かにつけ「一緒に」と思うことを「やーめた」したんです。
 
これに気づけたことは、すごく良かった。
 
「一緒に何かする」ことが「愛」な訳ではなかった。
 
「同じような気持ちになる」ことが「愛」なわけではなかった。
 
最初からめっちゃ自由だったのに、「一緒に」で縛っていたのは自分だった。
 
 
 
「一緒に」と思うことをやめたら、どんどんうまくいくようになりました。
 
 
 
私たちって、何かにつけ「一緒」であることが「愛情」や「良いこと」だと思ってますよね。
 
それが人間関係でもパートナーシップでも、拗れる部分だと思います。
 
だから、最終的、行動さえも一緒にしたくなくなる。
 
 
 
 
 
 
 
一緒にいても心は別々で良い。
 
これって一見「ダメじゃん」って思いそうですが
 
何を思うか
何を感じるか
 
とことん「ご自由に♡」ができた時。
 
きっとずーっと一緒に居られるんだと思います。
 
これは冷えてるのではなく、深い愛だと思います。
まずそれは、自分への愛だと思う。
 
どんな環境にいても自分の心は自分だけのもの。
 
 
 
 
 
 
で、共通の趣味が一切ない、私たちの山形尾花沢旅は
 
・蕎麦街道で蕎麦を食べる
 
が主な目的でした。笑
 
 
 
 
 
▶︎続く
 
 
 
 
 
 
 
 

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