この時、仕込んだ梨ウイスキーはどうなったでしょう。

 

 

 

 

 

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絶品です…!

 

 

 

ウイスキー好きな方は、美味しい梨があるうちに

ぜひ試してみて欲しい!

 

まさに、大人のデザート。

 

 

 

仕上がりの見た目は完全に大根なんですけど(笑)

 

 

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剥きたてのシャリシャリ感は全く失われておらず

ひと口、かじる度に染み込んだウイスキーのスモーキーな香りが

じゅわ〜〜〜ん♡と鼻を抜ける!!

 

 

ビールじゃ無いけど「くーーーっ!!」と言いたくなるような。

(ひとかけらで酔います。笑)

 

 

瓶の蓋を開けた時の梨の香りとウイスキーのピート臭、蜂蜜の甘い香りが

絶妙に調和して、液体は割ったりできるけど漬けてる梨がキツイ度数なのがたまりません♡

 

水割りや炭酸割りに入れて楽しんでも美味しいです♡

 

 

 

【梨の漬け込みウイスキーの作り方】

 

・梨120g

・ウイスキー150ml

・蜂蜜50g

 

 

私は倍量で作りました😍笑

一週間ほどで程よくなるそうですが、私は三週間も経ってしまった。

 

 

 

梨自体も発酵してるのかな〜?

 

思い出すのは宮沢賢治の「やまなし」です。

 

 

 

 

 

やまなしが川に落ちて、良い香りを川中に漂わせます。

 

食べたがる蟹の子供達に、お父さんが

 

「待て待て。もう二日ばかり待つとね、こいつは下に沈んでくる、それからひとりでにおいしいお酒ができるから、さあ、もう帰って寝よう」

 

って言うんですけど、「それってお父さんしか飲めないやつじゃ無いの。ずるい。」って、小さい頃思ってました。笑

 

 

 

でも今なら、お父さんに賛成かも😂

 

 

 

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こないだ栃の実とほおずきをもらったので、

 

「栃の実の塗り薬」を仕込んでみました。

 

小さい頃、実家に「キンカン」の瓶に詰められていつも塗られました。

 

「キンカン」は匂いが好きだったけど、「栃の実の薬」は変な匂いが嫌いだった〜😂

 

だからキンカンの瓶に詰めたんですね、おばあちゃん。

 

キンカンだって騙されて塗られました。笑

 

 

びっくりするほど皮膚変色が起こらないらしいので

青タンができそうなときに持ってこいです。

 

いつの間にか山ほど青タンを作るちびっ子たちに塗ってみようかと!

 

 

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【栃の実の薬の作り方】

 

・栃の実

・ほおずき

・めくらぶどう

 

を35度以上の焼酎につけるだけ、です。

 

めくらぶどうは実家の周りに毎年たくさんなっているので

そのうち見つけたら足そうと思います。

 

1ヶ月くらい漬けた頃から使えるそう。

 

 

 

 

実家の周りにはいろんな木の実が自然になっていましたが

「美味しそうだけど絶対食べちゃダメ」と教えられたもの。

 

 

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ヨウシュヤマゴボウ

 

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メクラブドウ

 

 

木の実ってとっても綺麗ですよね😍

 

潰したり、空き瓶に実を集めたり、めくらぶどうはこのグラデーションが特に神秘的で、おままごとの材料にしていました。

 

草花や木の実でおままごと(お料理ごっこ)するの大好きだったな〜!

 

 

 

今朝、お散歩で拾ったナナカマド

 

 

 

秋の実は、宮沢賢治の作品の中にもたくさん出てきます。

 

 

「鹿踊りのはじまり」に出てくる栃だんごや、「ぶどう水」に出てくる特製御葡萄水など美味しそうなものもたくさんあるし、

 

「めくらぶどうと虹」のめくらぶどうや、「山猫とどんぐり」に出てくるどんぐりのように、意識を持って話す木の実もあります。

 

 

 

「めくらぶどうと虹」は、仏教のお説教のような、キリストの真理のような・・・聖書の一節のようなお話。

めくらぶどうは自分の綺麗な色に気づかず、虹の素敵な色に憧れ、連れて行って、と願います。

自分は雪が降ると白くなるし、だんだん腐ってしまうから。

虹は腐らないし、天高く掛かっている。めくらぶどうは、虹を自分より「素晴らしい」と思っているのです。

 

 

 

 

 

 

「鹿踊り(ししおどり)のはじまり」は、落としたてぬぐいを拾いに戻ったら、鹿たちが集まっていて、「これは何ていう生き物だろう?」と会議しています。宮沢賢治は「音」や「光」を言葉にするのが本当〜〜に得意ですが、秋のススキの煌めきを「ギンガギガ」と描きます。方言っちゃ方言なんですけど(ニュアンスとしては「ギラギラ」より、もう少し華やかかな?😂)ススキの煌めきが銀河に重なっているようで、とっても好き♡

鹿たちは秋の素晴らしさを詩に歌います、こっそり見ている方はそれにとても感動して、思わず自分も鹿と一つになって、飛び出して行ってしまいます。

 

 

 

 

 

ここに書ききれませんが、本当にたくさんの「秋の実」に関する作品があります♡♡

秋になると宮沢賢治が読みたくなる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は「ぶどう水」という作品がとっても好きです😍

 

 

ある秋の日、主人公は兵隊の服を着て、1日中野葡萄狩りに夢中になります。

 

毎年「特製御葡萄水」を作るのですが、今年はついに我慢できず、砂糖を加えて葡萄酒をこっそり密造してしまいます。

 

それを地下に隠して酒になるのを待つのですが・・・

 

畑仕事をしているときに、音が聞こえてきます。発酵して「ボッ。」と瓶が弾け飛ぶ音を、鳥海山(秋田県の山)の噴火だと思うんです。😂😂

 

やっと、葡萄酒が弾けている音だと気づいた頃には、時すでに遅し。地下に飛び散っているのを見て悔しがる、というお話。

 

もう、豊か過ぎて、爆笑してしまいます。😂😂

 

 

 

この、「ボッ。」という音が、自然の恵みと力強さを物語っていて!

 

勝手に種が落ち、芽が出て、花がさき、実が実り、熟して、腐敗して、また種が落ちて・・・

 

 

その大きな自然のサイクルの中に、

 

美味しいとか、嬉しいとか、悔しいとか、人間の営みと感情があって、

 

もうそれ自体が「奇跡的」で「幸せ」だな〜と、ふつふつと湧き上がってきます。

 

小さいぶどうの粒に、鳥海山の噴火と同じ位のエネルギーが入っていると、本当に思うんです!

 

 

 

発酵の音を噴火に喩えた宮沢賢治の表現が本当に好き♡

物事の大小に関係なく、全ての中に、大地の大きなエネルギーが詰まっていると感じさせてくれる!

 

小さな自分の暮らしの中に、壮大な銀河が詰まっていると思い出させてくれる!

 

 

9月は「銀河鉄道の夜」と「風の又三郎」をサロン内の課題図書にしたのですが、宮沢賢治の作品は秋が舞台のものがとっても多いのです。愛の夜の読書にオススメです♡短編が多いので、1日1日、全集の中の一編を選んで読むのも良いですね😍

 

 

 

 

 

そんなわけで、ラデスペリテの秋ステーショナリー コーナーには

▶︎宮沢賢治マステコーナーがあります♡😍

 

秋の夜長のノートタイムも、宮沢賢治の世界にどっぷり浸ってみるのはいかがでしょうか♡

 

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他SHOPさんでは、イメージされた万年筆やインクなども販売されていて、これも本当に素敵😍

たくさんの人が宮沢賢治の作品からインスピレーションを得ていること、同じ「みちのく」の人間として、とっても嬉しく思います❣️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年度の手帳も、万年筆がいっぱい楽しめる、トモエリバーです♡

 

 

 

 
 
 
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