先日途中だったこちらの記事の続き♡
サロンのみんなと「美容」について話していたら「性」の話にもなりました。
「女性性開花」はとーっても大事なんだけど、
開けっぴろげな「性」は、結局二極の勝ち負け。
「女性性開花」にかこつけて
女な私!ドヤ!
性オープン、ドヤ!
をやっちゃうのは、勘違いご自愛
性とは汚いもの、闇のもの、恥ずかしいもの、隠すべきもの、
という設定はおかしいけれど、かといって
性とは綺麗なもの、美しいもの、オープンにするもの、
というのも同じこと。「二極」に振れただけ。
私は「性」はやっぱり「聖なるもの」だと思っているけれど
それは上っ面二極での「綺麗なもの」っていう意味じゃないんだよね。
カンボジアの水を見て、思った。
カンボジアは今は95%以上が仏教徒ということだけど
元々はヒンズーの国だった。
ヒンズーといえばシヴァ神のリンガ(男性器)&ヨニ(女性器)
インドでもたくさん見かけましたが
カンボジアにも、今でも至る所にある。
見るたびに村上春樹の小説のセリフを思い出してしまう。笑
ペニスとヴァギナは、これは合わせて一組なの。
ロールパンとソーセージみたいにね。
ー世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド
これはホテルの。笑
リンガとヨニは「性行為の結合」を子宮の側から見た構図になっています。
天と地
陰と陽
光と闇
など、
この世に存在する相反する二つの事象の究極を表現している
と言われます。
でもね、もっと細かくいうと
この世に存在する相反する二つの事象の「統合を目に見える形にしたものの究極」を表現している
のだと思うんです。
「全て喜び」
「どうせ全て同じもの」
を、「目に見える形にしたものの中でも究極のもの」です。
▶︎どこ見てるの?見えないんだよ。ずっとここに、神様はいる。
ただ、残念ながらシンプルすぎるゆえに
これ自体にパワーがある事にしてしまう。
これ自体が拝まれる。
ということが今の暮らしでもありますよね。
自分以外の外側の何かを「神格化」してしまって、人間がますます成り下がってしまうのと同じ。
これはインドのリンガ&ヨニ
私はエジプトに行った時に、はっきりとわかった。
性とは、光と闇を繋ぐ穴、通路
女性は「母性」として、生まれた頃からその芽を持っている。
それは聖なる通路であり、穴であり、通り道である。
「聖なる」とは「綺麗」という意味じゃない。
綺麗なもの、汚いもの、良いもの、悪いもの、
優れているもの、劣っているもの、、、
そして生死さえも
全てを飲み込む聖なる通路なのだ。
だから私たち女性は本来
「全てが対等」
「全てが同じ」
「全てが喜び」
って知っているんだよな。
なんだっていいよ
どういう人生だっていいよ。
いっぱい食べて大きくなってね、という目に見えない宇宙の愛が流れ込んでくる。
├女性性と男性性の統合とは⑴〜イシス神殿貸し切り♡エジプト⑤
├女性性と男性性の統合とは⑵〜繁栄の女王♡ハトシェプスト葬祭殿♡エジプト⑥
├女性性と男性性の統合とは⑶〜「母性」とは「女性性と男性性の統合」そのものだった!エジプト⑦
「なんだっていいよ」という、この世の全てを超えて、包むただ一つの全部を「神様」という。
エジプトの神殿も伊勢も、アンコールワットもぜんぶ同じ。
全て同じ作りだ。
ここもてっぺんに巨大なリンガ&ヨニが祀られていた「ピミアナカス宮殿」
アンコール・トム遺跡の中で、王宮のほぼ中心にあります。
クメール語で「天上の宮殿」「空中楼閣」という意味をもつ遺跡です。
ここはとても寂れていましたが好きな空気でした。とこかに通じるような空気。
今は危なくて登っちゃいけないことになっていて残念。
どこかに行くと通路や穴ばかりに目がいってしまうのだけど
その見えない宇宙の愛が流れていることを感じるからかもしれない。
アンコールワットの通路
アンコールワットの中にはたくさんの通路がある
バンテアイスレイの通路
アンコールトムの崩れた伽藍にできた穴
アンコールワット内の通路
タプローム寺院の穴
ベンメリア遺跡内の真っ暗な通路
今回巡った中で一番気に入った遺跡は
「サンボープレイクック遺跡」という
東南アジアで最古の遺跡です。
アンコール遺跡群よりずーっと古い。
2年前にようやく地雷撤去が終わり、世界遺産登録されたらしいですが
結構遠くの森の中にあるのと、あまり認知度がないらしいせいか、全然人が居ませんでした。
ガジュマルが絡みついた伽藍
ここにはそのままの状態でいくつかの伽藍が崩れずに残っていて中に入ることもできました。
6〜8世紀頃のもの。
今でもしっかり仏像のレリーフが残っているのがすごい!
巨大なヨニがそのまま残っているものもいくつかありました。
中央のリンガは長い年月の中で無くなってしまったみたい。
その中の一つは、いまでも地元の人たちが使っていました。
これも中央のリンガは無くなっていますが、ヨニはそのまま使われています。
中央のリンガに水をかけると、ヨニに流れ込む。
そこから流れ出た水は「聖水」となり、王様、帝王がそれを頭にかけたり(灌頂)体にまとったり清めたりそうです。
これは「油」を使うことも多く(香油です!)
仏教やキリスト教などにも、本当に通じるな〜と思う。
ヒンズーの宇宙観
「宇宙は始まりっぱなしで終わらない」
この世の全ての創造がこの「結合」から始まる。
始まりっぱなし。
終わりはない。
聖水を頭につけながらお祈りしてました
それはねぇ・・・
最初に戻るけど
この「性行為」がドヤ!すごいだろ!的なものというわけじゃなくて
(女性性開花、子宮を大切に、というと性=神そっちに走る人も多いので・・・」)
「性行為の結合」はこの世の本質の一つを究極的に表しているに過ぎない。
その本質とは
「全てが対等」
「全てが同じ」
「全てが喜び」
という「宇宙の愛」なのだ。
ノートブックもリンガ&ヨニと同じ
聖なる統合道具なのだよね。
何度も言うけど「聖なる」とは綺麗なものというわけじゃない。
汚いもの、醜いもの、死も全て飲み込むから「聖なる」のだ。
「性行為自体」が「すごいもの」ではなく
「ノートに書くこと自体」が「すごいパワーがあるもの」ではなく
醜いもの、綺麗なもの、卑しい気持ち、愛しい気持ち、
勝ち、負け、光、闇、生、死、
それらを行き来しようとする
その「姿勢」が「すごいパワーがあるもの」なのだよ。
知ろうとする姿勢、
見ようとする姿勢、
育もうとする姿勢、
それがコミュニケーションだよね。
「全て喜び」
という姿勢で自分の中の感情全てを行き来してあげる
(見えない「気持ち」を見てあげる、聞こえない「声」を聴いてあげる)
そのことに、ものすごいパワーがある。
あっという間に人生がワープするのはそういうことだ。
ちなみに伽藍の中の天井はこうなっているのだが
(1000年以上前なのにすごい技術!)
上は、本当は塞がれていたので実際の当時は「真っ暗」だそうです。
なぜなら
真っ暗にしないと神様に会えないから。
光があるとダメ。
見えるとダメ。
闇の中、真っ暗な中にしか神様はいない。
自分の中(見えないところ)にしか、答え(神様)はないってことだ。
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