小学館:マンガ2022 2023つれづれに Part2 | 懐かしエッセイ 輝ける時代たち(シーズンズ)

懐かしエッセイ 輝ける時代たち(シーズンズ)

懐かしい’60s’70s’80s
ひときわ輝いていたあの時代の思い出のエッセイ集です。
毎週土曜日更新予定です。

今日は。

 先日新宿で友人と飲み会をやったのですが、新宿駅東口スタジオアルタ横の「クロス新宿ビジョン」3D「三毛猫」に初めて気づきました。
何年も前からあったのですね。
新宿には、通院の関係で1か月半に1度くらいは行っているのですが、不覚でした。

○新宿に巨大な3D「三毛猫」現れる

 


 https://www.youtube.com/watch?v=zrxmQHDHEcA

 ところで、3月17日は、「漫画週刊誌の日」記念日だといいます。
1959年(昭和34年)のこの日、日本初の少年向け週刊誌「週刊少年サンデー」「週刊少年マガジン」が発刊されました。
この頃の作品等については、以前「少年サンデーと伊賀の影丸」(リンク)で少し触れました。

 さて、今回は、「マンガ2022 2023つれづれに」(リンク)の2回目です。 

<小学館:マンガ2022 2023つれづれに Part2 >

●僕が認識している 各社の主要誌 2
 というわけではないのですが、今週は「少年サンデー」を出版する小学館からです。

 なお、発行部数は出典時期が様々なので、参考程度にしてください。
 最近は、電子書籍やコロナ禍のため、1・2年違うとかなり変化しています。

●小学館
 もともと、小学生の学年別の学習雑誌を主にした出版社ですが、雑誌を列挙すると、割と多いのに改めて気が付きます。
 (写真:一覧表:拡大してみてください)

  

 1.少年サンデー
  

  かつては「少年サンデー」と「少年マガジン」が僕の愛読誌でしたが、現在は両誌から離れています。

  少し古いですが、こんなCMがあったんですね。

      〇CM 小学館 少年サンデー 「名探偵コナン」編

 


     https://youtu.be/xV6qnwIUA1U

〇発売日 

    毎週水曜日:ライバル誌「少年マガジン」と同じです。

 

〇主な掲載作品・特徴
  正直、現在、「少年サンデー」は 僕はコンビニで立ち読みするくらいで、読んではいません。
 それも、「少年サンデー」の顔の一人高橋瑠美子『MAO』ぐらいです。

  
  勉強不足ですが、長寿連載の『名探偵コナン』以外の作家陣は、僕にはわかりません。
   
 ただ、紙面は、嘗てのマンガ作画の基本でした、上下左右に余白をとる形(「基準枠」表示)をとっています。
    この作画方法は、他の雑誌にはほとんど見られないのではないでしょうか。
    少年週刊誌の創刊近くから、読んできた僕には、安心して読める誌面形態です。
    現在全盛なのは、「少年ジャンプ」を代表に、上下左右に余白を取らない全面表示(「断ち切り線」表示)だと思います。

 

   〇原稿用紙の使い方

 

 



〇発行部数
 19万8000部(2022年7月 - 9月日本雑誌協会調べ)
 3大週刊少年誌といわれています。
   (「少年チャンピオン」の発行部数が正確にわからないのですが、恐らく第三位)

      少年ジャンプと少年マガジンが発行部数を減らし続けている中、現在、少年サンデーだけは、微増しているといいます。
   ですが、同じ小学館が発行する小学生低学年向けの「コロコロコミック」の方が発行部数が多いのです。
 

   
 2.ビッグコミック

  「ビッグコミック」には、「ビッグコミック」「ビッグ オリジナル」「ビッグ スペリオール」「ビッグ スピリッツ」そして隔月の「ビッグコミック増刊号」「ビッグ オリジナル増刊号」のファミリーがあります。
  その中で、1968年に創刊され、今年創刊55年を迎えたビッグコミック」(リンク)がその本流です。

   かれこれ20年近く前に山下達郎が自らのFM番組「サンデーソングブック」で「ビッグコミック」を読んでいるということを聞き、僕は再びマンガを読み始めました。
  「ビッグコミック」はそれから僕の愛読誌になっています。


 
 
〇発売日
  毎月10日・25日発売
〇主な掲載作品・特徴
  読者層は35~55歳だといいます。

 長寿連載の『ゴルゴ13』が、さいとうたかをが亡くなった後も、「さいとうプロ」のクレジットで連載が継続されています。
   (写真:ゴルゴ13)

      

    マンガ家一人ではなく、映画と同じ制作方法で、創作。それがさいとうたかをとういう監督を失った後に、他の人が変わって継続。
   さすがに、全体の仕上がりが、さいとうたかを存命の頃に比べて落ちているのは仕方がありません。
   ある意味、マンガのプロダクション制作としての、新たな試みだとは思います。

    亡くなった水木しげるが書いていた『わたしの日々』を引き継ぐような形で、ちばてつやの全編カラーの『ひねもすのたり日記』が連載されています。

  (写真:ひねもすのたり日記)

   最近のことや、「御大」手塚治虫、仲間の漫画家の松本零士石ノ森章太郎さいとうたかを藤子不二雄Ⓐらとの昔を思い出を描きます。

  ただ、ちばてつやとその仲間たちの世代はほぼ存命していないので、他は、次の世代のマンガ家が連載を飾っています。
   かわぐちかいじ『空母いぶき( GREAT GAME)』さらに、小山ゆう『颯汰の国』、女子プロレスラーの「ダンプ松本」を描く原 秀則『ダンプ・ザ・ヒール』などです。

  〇空母いぶき
     この作品は映画化されてます。

     〇相手はロシア! 自衛隊が海洋覇権争いの渦中に!! 超人気漫画『空母いぶき GREAT GAME』第2集     https://youtu.be/ahD5T_y18Sk
 

 

 

     〇第一話を読む
      https://shogakukan.tameshiyo.me/9784091872104

 

 


  〇『颯汰の国』
     『お〜い!竜馬』『あずみ』の小山ゆう最新作『颯汰の国』

 


      https://youtu.be/wTT6Xp3dnpI

  〇『ダンプ・ザ・ヒール』
     〇第一話を読む
      https://big-3.tameshiyo.me/DUMP01BIG/

 

 


     本年5号から星野之宣『宗像教授世界編』が再開されました。

     〇第一話
      https://big-3.tameshiyo.me/MUNASEKA01BIG/

 

 

   
   さらに、髙橋ツトム『JUMBO MAX ジャンボマックス』
     〇【違法ED薬を巡るクライム・サスペンス!】PV

 

 

      https://youtu.be/qIQoCnlFTeA
  
   この二月にアニメがロードショウされた石塚真一『BLUE GIANT (EXPLORER)』も人気があります。
    
     〇『BLUE GIANT (EXPLORER)』2月17(金)公開|映画『BLUE GIANT』予告編

 

 


      https://youtu.be/h1I116oS_Lk
   
〇発行部数
  22万部(2021年7~9月、日本雑誌協会調べ)。

 小学館が、思い入れがあるのか、長くなってしまいました。
 残りは「Part3」へ。