今日から妊娠30週に入りました。早いなぁ。
朝から久々にお腹の張りと痛みがあったため、今日は外出せずに眠って過ごしました。
無理せず休憩。こんな日はお正月中に観た映画の記録をUPしていきます。
今年1本目の映画は、ちょっと今から仕事やめてくる。
先日レンタルした映画に収録されていたCMで見かけ、気になってレンタルしてみました。
生きていく上で誰にでも起こる可能性がある問題がテーマ。
なんとなく感動作の予感!
以下、ネタバレを含みます。
ちょっと今から仕事やめてくる 通常版 [DVD]
4,104円
Amazon |
ことごとく就活に失敗した主人公が唯一内定をもらえた会社はブラック企業。
上司からはプレッシャーをかけられ、仕事で失敗し、毎日謝る日々。
プライベートを削って長時間残業はするけど残業代は入らない…
一体何のために働いているのかわからなくなった仕事帰り、駅のホームに入ってきた電車に吸い込まれるようにふらっと飛び込もうとする。
するとその時、突然現れたヤマモトという同級生を名乗る男性に助けられる。
陽気なヤマモトと話をすることで気持ちが明るく前向きになっていく主人公。
しかしこのヤマモトが自分の知っている同級生のヤマモトではないことに気づき…、という物語。
ブラック過ぎる社訓を朝から復唱するシーンは笑いました。笑
「年休は取りません!身体が鈍るから!」って、そんなあほな。爆
メンタルに異常が出てくる前に、身の危険を感じて辞める、という行動が取れたら良いのですが…
その一歩も動き出せなくなってしまうのかな。
もちろんポジティブなヤマモトの影響もあるのですが、この物語の主人公自身、このままではいけないと自分を変える気持ちがあったからすぐに救われたのもあると思いました。
あの、時々メンタルを病んでいる方に「ゆっくりと自分のペースでいいんだよ」と励ますつもりで私も言うことがあるのですが…
本当にその言葉はその人のためになっているのかな?と考える時があります。
実際、メンタルを病んでいる方でゆっくり治療を…と、何年もその環境から抜け出さずにいる人もいたりするのですが、人生を立て直す力が弱まっていく印象を受けます。悪化しているというか。
もちろん人生をどうしたいかは本人の意思次第だと思うのですが…(昼顔の映画の感想とダブっちゃいますね)、う~ん、かける言葉も難しい…。
良い描写だなと感じたのは田舎に住む家族について。
どうしても仕事関係の人や友人などの人間関係ばかりが思い浮かんでしまって、自分の身を一番に案じてくれている家族のことをつい忘れてしまうのですよね。
私も両親のことで知らないことはまだまだいっぱいありそうです。
実家に帰ったら両親の昔の話を聞いてみようかな。
灰色のオフィス街と美しい自然が広がるバヌアツの景色が対照的で、主人公の心を映しているようでした。
観終えた後、清々しい気持ちになるとても良い映画だったのでオススメです。
この映画を観たことで生き方を変えて助かる方がひとりでも増えますように。