教育の形 | 小夜と私と時々ピートそしてモチ

小夜と私と時々ピートそしてモチ

2010年。
マメなアメリカ人夫と大雑把な私の間に誕生したSayaの成長日記。
2020年パンデミックの最中仲間入りしたミニゴールデンドゥードルもちの成長日記も併せて更新中!

うちの思春期ちゃん。

お金が発生すると俄然張り切るタイプ。


言い換えると、

タダでは働かないちゃっかりタイプ。


せっかくなので、それを利用して伸ばしていこうと気持ちを切り替えてから、気持ちが楽になった。


成績がオールAなら$100

今回は残念ながらひとつだけBプラスがあったのでゼロ。100かゼロかの取り引きなので。


これに対して必死の抗議とプレゼンテーションが始まる。


「ママ、Bプラスって日本で言ったら4.5だよ。これ、たった2点足りなかっただけ。平均60点のテストを90点以上とったのは何人かしかいないの。その代わりにAマイナスがないんだからオールAよりもすごいことだよ。$80は欲しい。」


まぁ、プレゼンを含め合格としよう。


と半分の$50で解決。


毎日のベッドメイキング、床に物を置かない、タンスの中は整理整頓されている。

朝からたったこれだけのことをやると$3。


合格したら私がカレンダーにチェックする。

そのチェックを数えて今いくらになってると計算するのが楽しみらしいので付け忘れると怒られてしまう。

あの汚部屋が1ヶ月くらい綺麗に保たれているなんて。みんなが気持ちよく過ごせて一石二鳥。


そして昨日。

学校で日本語のクラスを取っている小夜。

その評価の写メが送られてきた。


おととい、フリーマーケット行ってお小遣いぜんぶ使ったので何かしらにすがりたい様子が見え見え。


帰宅後、この評価が今後の進路にいかに重要かというプレゼンが始まり、私を納得させたので$20払う事にした。


これでいいんです。この子はこの子に合った道があるので。

理想の娘像の芦田愛菜ちゃんはもう諦めました。