ネガティブ種からポジティブ果実を望まないで | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

 

 

ネガティブな生き方をしながら、

ポジティブな人生を期待することはできません。

 ~ジョイス・メイヤー~

 

 ジョイスのひと言は、鋭く的を射ていますね。

 

本質的にネガティブな人はネガティブな人生を送るし、ポジティブな心で生きればポジティブな人生を楽しめます。そうでなければ、ジョイスが挙げたような結果は、決して期待することはできないのです。

 

このことを、イエス様は元になる木(心・性質)とその結ぶ実(結果として手にするもの)として例えました。

 

「良い木はみな良い実を結び、悪い木は悪い実を結びます。良い木が悪い実を結ぶことはできず、また、悪い木が良い実を結ぶこともできません。良い実を結ばない木はみな切り倒されて、火に投げ込まれます。こういうわけで、あなたがたは彼らを実によって見分けることになるのです。」(マタイ7:17-20)

これはある意味、自分は変わらないで、人からいい対応を求めることにも似ています。それをさらに一歩進めて、自分自身の人生への期待として述べたのが、今日の言葉です。

 

人は誰でも、ポジティブな人生を求めますが、その人生は、あなたの一日一日の生き方にかかっています。その集大成があなたの人生なのです。あなたの日々の生活の中に起こる出来事は変わりません。変えられるのは、それに対するあなたの対応の仕方、心の持ちようです。諦め、怒り、失望、落胆などのネガティブな心で出来事に向かったら、自暴自棄、無気力、悲嘆などのネガティブな結果しか生み出しません。けれど、ポジティブな心で受け止め、しっかりと立ち向かうなら、そこから希望、忍耐、勇気、乗り越える知恵などのポジティブな結果が生まれます。

 

そのカギは、「信仰」です。全ての出来事は、神のベストプランの中で起こっていること。神様は脱出の道を備えておられること(Iコリント10:13)、そして全てを働かせて益としてくださること(ローマ8:28)を信じる心です。

 

信仰は、人の心のうわべではなく、そのコア(核心)を変えてくれるものです(ローマ12:2)。あなたの心が、感情も、意思も、全てが信仰によってポジティブにつくり変えられるとき、神様は、祝福のポジティブ人生を約束してくださいます。善なる神様は、あなたに最善以外の人生は備えておられないのですから――。

 

You can’t have a negative attitude and expect a positive life. – Joyce Meyers

(解説:元ワーナー・ブラザーズ映画会社の製作室長)

 

私もこのことばをよみ考えさせられます。

神さまにはできないとか、そういうネガティブさではなく、自分にはできないけど、神様にはできる、弱さの内に完全に働かれる神様、神様の最高のポジティブに変えて下さる事を期待したいものですね。

 

ローマ8:28 信仰の力でポジティブ人生