本当の喜び・幸せはね(ある92歳の女性) | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

数年前、92歳のある女性の話を読みました。

彼女はほとんど目が見えませんでしたが、いつも髪をきちんととかし、こざっぱりとした服装で、上品に化粧をしていました。そして、意欲を持って新しい朝を迎える人でした。

 

彼女は、夫が70歳で亡くなった後、適切なケアが受けられるように老人ホ-ムに入りました。引っ越しの日、近所の親切な人が車で送り届けてくれましたが、部屋の準備ができていなかったため、ロビ-で何時間も待たされました。ようやく看護師がやってくると、彼女は優しく微笑んで、歩行器を使ってエレベ-タ-に向かいました。看護師は、彼女の部屋がどんなふうかを話し、部屋のカ-テンは新しくしたと言いました。

 

すると、「とても気に入ったわ」と彼女は言いました。看護師が、「でも、まだお部屋をご覧になっていませんよ」と答えると、彼女はこう応じました。「そんなことは関係ありません。幸せとは、自分で選択するものです。私がその部屋を気に入るかどうかは、その部屋がどう準備されたかによるのではありません。私が自分の心をどう準備するかによるのです」と言いました。

 

ちなみにこの92歳の女性はクリスチャンでした。

 

聖書には「主にあって喜びなさい」(ピリピ人への手紙4章4節)とあります。

イエスがくださったすべてのものを思い出して感謝しましょう。それが心の準備の仕方です。

 

    
「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」

【聖書のことば】 

 

 

ーデイリ-ブレッドよりー

 

私たちはどうしても今の心配にとらわれ悩みます。

しかしあなたの明日、一歩先に不安があろうとも神様はそこにいます。

その神様がこれまでしてくださったすべてに感謝し、その神様がこれから導かれようとされることに大いに期待したいものです。

イエス様の命さえ惜しまない神様が今日成されることに。