賢者の贈り物 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

「賢者の贈り物」、たぶんどこかで聞いたことがある作品だと思います。

O.ヘンリーさんという作家さんの短編小説です。

 

若い夫婦のジムとデラは、それぞれにクリスマス・プレゼントをしたいと思いましたがお金がありません。しかし、ジムには父親の形見の金時計が、デラには長く美しい髪がありました。そこでジムは金時計を売ってデラへの贈り物に櫛を買い、デラは、ジムに内緒で長い髪を売って時計の鎖を買いました。クリスマス当日、互いに贈り合ったときには、ジムには鎖をつけるべき時計はなく、デラにも、櫛で飾るべき長い髪はありませんでした。

 

無駄だった?大切なものを売ってまで…

いえ、結果的に無駄な贈り物をし合った貧しい夫婦の物語が「賢者の贈り物」です。

    
自分のいちばん大切なものを売ってまでも、相手を喜ばせたいという気持ちこそ、お金やモノでは表すことの出来ない高価なものなのである。

と、作者O.ヘンリーは訴えます。

 

    
愛とは、何を贈るかによって測られるだけでなく、どのような心で贈るかということによっても測られるのです。
 

 

この天地万物を造られた神様が私たちに贈ってくださったものは、何にも代えることのできない、神の御子イエス・キリスト様でした。イエス様は私たちのためにそのいのちを差し出してでもあなたを救い、永遠のいのち、神様と和解、神様の子として迎え入れられ、その恵みが溢れんばかりに私たちに注がれる…イエス様のいのちという最大のプレゼントによって結ばれた関係はいかばかりか…

 

あなたはこのプレゼント、本物の賢者の贈り物をいただいていますか?

これを開けずに閉じたままにしていませんか?

ここに神様の全てが備えられている、どうぞ開けて、受け取って、味わってください。