命を取り戻した抱擁 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

ある外国の新聞に一枚の写真が載っていました。

その写真には未熟児として生まれた双子が保育器の中で向き合って寝ている姿が映っていました。

 

最初、この双子が生まれたとき、医師たちは先に生まれた子供は大丈夫でも、後で生まれた子供は心臓が弱いのですぐに死ぬだろうと思っていたそうです。

 

このとき、ある看護師が二人を一つの保育器に入れてはどうかと提案しました。これは病院の規則に反することでしたが、何とか許可がおりて、双子を一つの保育器の中に一緒に並べて寝かせてみました。
 

すると健康な兄が腕を伸ばして、弱い弟を抱くではありませんか。すると隣に寝ていた弟の心臓が次第に安定してきて、血圧と体温も正常に戻りました。今ではすくすくと成長しているそうです。

 

この双子の噂を聞いて尋ねて来た新聞記者は、保育器の中で二人が抱き合っている写真を撮り、「命を取り戻した抱擁」とタイトルをつけました。兄の手によって弟が元気になった理由ははっきりとわかりませんが、愛の抱擁はすばらしいものです。

 

私たちは弱い…

でも、どうか忘れないでください。

イエス様はあなたに命を与える抱擁をされるのです。

イエス様の救いによって私たちは血圧と体温と言いますか、本当のいのちが取り戻される。聖霊様によって私たちの隅々全身に至るまで、その恵みを注がれ、満たしあなたを変えてくださるのです。

このイエス様があなたを拒否するのではなくだきしてめてくださっている。

だから私たちもこのイエス様の家、保育器と言いますか、この命から離れず歩みたいものです。