ある有名な教授が偶然?見つけた雑誌 | 子育て休職中牧師の聖書のおはなし

子育て休職中牧師の聖書のおはなし

東京で牧師をしておりましたが、子育てのため一時的に北海道に移住しました。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と語られた神様からのラブレター・聖書から少しずつ分かち合わせていただきますね(*^_^*)

ある夕方、ひとりの大学教授が机に向かって翌日の講義の準備をしていました。

家政婦が置いていった書類や手紙に目を通しながら、不要なものをくずかごに捨て始めたとき、ある雑誌が目に留まりました。

 

それは、彼の事務所に誤って配達された雑誌でした。それが床に落ちたとき、たまたまその雑誌の中の「コンゴ伝道の必要性」という記事が載ったページが開いたのです。教授は何とはなしにその記事を読み始めると、そのとき、このことばが彼の心をとらえました。

 

「コンゴでの必要性は大きい。中央コンゴの北部、ガボン州を担当する人がいない。この記事を書きながら、わたしはこう祈っている。主イエスは、このために召された人物の上に、すでにその目を注いでおられる。今こそ神がその人物の上に手を置き、私たちを助けるために彼をこの地に派遣してくださるように。」

 

雑誌を閉じた教授は、その日の日記に書き記しました。「私の探求は終わった。」

 

そして教授は生涯コンゴのために身を捧げます。

そして彼は人道主義的な分野で、20世紀を代表する偉大なひとりとなりました。彼の功績は、人類の歴史上、ほとんど他に類を見ないほどでした。

 

さて、この教授は誰でしょう。

はい、かのアルバート・シュバイツァー博士です。

 

偶然?必然?

神様は時に驚くようなことをされます。

この小さな記事は、他人宛ての雑誌の中に潜んでいたものでした。その雑誌が、誤ってシュバイツァーの郵便受けに入れられていたのです。さらに、家政婦が偶然にもそれを教授の机の上に置きました。そして偶然にも教授がその記事のタイトルに気付きました。まるでタイトルの方が彼の目に飛び込んで来たかのようでした。出来事は偶然に見えるかもしれませんが、

 

私たちの常識とは考えられない神様の方法で、その御手を伸ばされ、救われるのです。

あなたの人生を変えるのも、

誰かを変えるのも、神様。

新しい神様の発見へと私たちは導かれるのです。

神様が与えてくださったいのち、御子イエス様のいのちを持ってまで取り戻されたこの命、どれだけ神様の恵みが満ち溢れているか。

 

私たちはもっと神様の恵みを求めよう。

神様は驚くべきことをたくさん見せてくださるから。