グッバイ・マイホーム:ある少女の思い | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

これは、ある中学2年生の少女が、家業の倒産と家庭崩壊の中で転落死、売春と覚せい剤でとらえられた時に、その少女が書いた文章です。

 

「親の育て方が悪いからぐれたんじゃない。ただむなしいから、せつないから、さみしいから、泣きたいから、悲しくなることを忘れたいから。だけど余計に辛くなる。自分がわからない。どんなに考えても答えが出ない。答えがわかったら真面目になれる気がする。なぜこんなに切ないのか、むなしいのか。お父さん、お母さん、ごめんなさい。グッバイ、マイホーム!」

 

これを涙を流さずに読めるでしょうか。私はこれを読んだときに涙が流れました。娘さんの、小さな少女が吐き出した、悲痛な叫び。お父さんお母さんも、どうにもならなかったんでしょう。彼らを助ける人がきっといなかったのかもしれません。

 

でも一ついえる事、それはお父さんお母さん、またこの少女の気持ちをよく知っている神様がいることです。私たちがどんなにどんなにむなしく、寂しく、切なく、泣きたくなる、それを神様は良く知っています。あなたは一人じゃありません。様々な問題に私たちは振り回されます。世には罪の支配があるからそれは様々な戦いはある、でも神様はあなたと一緒に戦われるのです。現実を神様は無視しません。あなたを世から引き上げ、神様の養いの中に招き入れるため人となってこられたのです。あなたの身近な存在となるため。

 

答えは何でも神様にある、なんて軽々しくはつらい人には言えないけど、でも、あなたの悲痛な叫びを癒したい、と神様はあなたが頼るのを待っているよ?いいんです、つらければつらいで、叫んで。神様があなたを救い、導きだされるから。

 

↓にいちまいの画像を張っていますが、これは、どっちも言っている言葉。イエス様も、あなたがいくところにわたしも行くよ、と。だから一緒に行こうって誘ってくださってる。私の好きな画像です。