私たちは辛いことを数え上げるのはある意味得意ですね。
しかし、私たちは神様がどれだけあなたを愛されているか、恵みを注がれているか知っているでしょうか。私たちがこの恵みを数え上げる中に神様の素晴らしさを知ることができるのです。私たちが気付かないだけ、当たり前と思っている中に神様は驚くべき御業をなして下さっています。
神様はあなたを愛している、その事を忘れないで。御子イエス様の命をあなたに惜しまず与えるほどに。
チャールズ・ハッドン・スポルジョン氏はいう。
貧しいことを悲しんでいるのですか？ 主は「枕するところも」ありませんでした。愛する人の死を耐え忍んでいるのですか？ イエスはラザロの墓で「涙を流された」のです。義のために中傷を受け、苦しんできましたか？ 主は言われました。「そしりがわたしの心を砕いた」と。人に裏切られたのですか？ 主もまた親しい友によって、奴隷のように売り飛ばされたことを忘れないで下さい。あなたを揺さぶる嵐の海は、主の小舟の回りでもうなり声を上げていたのではないですか？ 逆境の谷間はこれまでにないほど暗く、深く、そこには道も見あたらないとしても、身をかがめるなら、十字架にかけられた方の足跡が見えるかもしれません。炎や川の中で、また寒い夜や、焼けつくような太陽の下で、主はこう叫ばれます。「わたしはあなたと共にいる。たじろいではならない。わたしはあなたの友、あなたの神なのだから。」
