人生は、あなたの心を幸せにしてくれる人と共に過ごすとき、良きものです。
本当に、人生は、一人だけで幸せになることはできません。たとえ独身を通すとしても、私の周りに、私のことを気にかけ、時に励まし、時に慰め、時に助けてくれる善き人々がいるからこそ、良きものになるのですね。
「素晴らしき哉、人生」という名作映画がありますが、ジェイムズ・ステュアート扮するあの主人公が、最後にそう叫ぶことができたのも、町の人々の善意の助けによるものでした。
でもそれは、自分が何もしないで、ただ人々の善意を待っているだけでは、実現しません。私たちが、日々の生活の中で、その善意の種を蒔き続けていると、それがまた美しい善意の花々となって、あなたに返ってくるのです。あの映画の主人公のように―。
「与えなさい。そうすれば、あなたがたも与えられます。詰め込んだり、揺すって入れたり、盛り上げたりして、気前良く量って懐に入れてもらえます。あなたがたが量るその秤で、あなたがたも量り返してもらえるからです。」 ルカによる福音書6章38節
Life is good when you spend it with the people who make your heart happy.
(解説:元ワーナーブラザーズ映画会社の製作室長、小川政宏さん)