おいしくなーれ?愛の油を加え(新島襄) | 子育て休職中牧師の聖書のおはなし

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東京で牧師をしておりましたが、子育てのため一時的に北海道に移住しました。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と語られた神様からのラブレター・聖書から少しずつ分かち合わせていただきますね(*^_^*)

とある国でも、「おいしくなーれ」が流行っているようですが、

やはり食事にしても、誰かと過ごす時間にしても、美味しい時間でありたいですね。

そのためには何が必要なんだろう。

 

諸君の議論に愛の油を加えよ。

ー新島襄ー

 

私が初めてディスカッションに参加した時(ルールのある本物の。ただ英語でだったので苦労しました)、その議論に納得行かず怒りを覚えてしまったことをよく覚えています。でもこのディスカッションはYes派かNo派かに分かれて行われます。自分がどっち派であろうと関係なく。これが困ったことに、結局建設的な意見を生み出さないわけです。

 

しかし、もし普段の会話、人とのやり取り、そうした中で愛の油、イエス様の愛、イエス様ならどうおっしゃられるか、どうされるか、これを加える時、私たちは本当の恵みに与るのではないでしょうか。イエス様の愛の油、これをいつも自分のうちに蓄えておこう。いや、いつも注いでいただこう。イエス様が中心となる時、美味しい時間、恵みの時間が始まる…

 

イエス様が十字架にかかられる前の最後の時間、イエス様は最後の晩餐の時を持ちましたが、あの裏切り者の、イスカリオテのユダも、呪いをかけてでもイエス様を捨て裏切るペテロさえ招かれた、イエス様は最後まで愛を加えてくださったのです。最後の最後まで愛された。ユダは最後まで自分の理想像をイエス様に押し付け、裏切り、最後は自死を遂げましたが、ペテロはイエス様の十字架により、悔い改めに導かれ、新しくされた。本物の愛が、命が彼を変えた。あなたは今日、何を期待するでしょうか。