皆さんは一日をどんなふうに始めますか?
あなたが一日をどう始めるかによって、その日が最高になるか、めちゃめちゃになるかが決まります。あなたの一日には、あなたの”態度”と”行動”が強い影響をもたらすのです。微笑みと、平安な思いと、感謝に満ちた心で一日をお始めてみましょう。
「今日はすばらしい日になる!」という前向きな思考モードがカギです。
いかがですか? 私たちはよく「終わり良ければ全て良し」と、途中がどうであれ結果オーライの考え方をしますが、それは、散々だった途中への慰めにはなっても、決してポジティブな考え方ではありません。また、“成り行き任せ”的な主体性のない生き方にもつながります。
朝は一日の始まり、一日の連続が私たちの人生です。そして人生は、ゼッタイにやり直しがききません。だとしたら、その一日をどう生かすか、どう実のあるものにするかは、私たちの心構え一つで決まります。なんの期待も心構えもなく、半ば惰性で一日を始めるのか、それとも期待と心構えをもって始めるかで、あなたの一日は大きく変わってくるのです。
ここで信仰者の生き方が一味違うのは、誰に向かって期待し、どのような心構えを持つのかということです。私たちは、他ならぬ“神様”に期待します。そして心構えというのは、“何が起ころうとも、この日をすばらしい日にする”という意志です。間違えていけないのは、この主にある期待と意志は、その日に起こる出来事の良し悪(あ)しに左右されないということです。神様不在の期待や希望は、思ったとおりにならないと、落胆と失望に変わります。けれど主に在っては、期待は落胆に終わらず、「希望は失望に終わることがない」のです(ローマ5:5)。また、悪いことが何もなく、いいことが幾つも起こったから“すばらしい日”なのではありません。それは単なるラッキー(幸運)にすぎません。様々な悪いこと、危険なことが起こったとしても、そのたびに主に守られ、生ける神様のご臨在を体験できたからすばらしいのです。
朝、目覚めて祈りましょう。「神様、この一日、あなたが私に備えられたご計画は、どのようなものでしょうか? それがたとえ困難なものであっても、時につらいものであっても、私はあなたが“最善未満”のことは決してなさらないことを信じています。そして全てのことを働かせて、益としてくださることを信じています(ローマ8:28)。ですから、この日を始める今、私に微笑みと、平安な思いと、感謝に満ちた心をお与えください。そして、あなたにあってすばらしい一日になることを期待する、前向きな信仰をお与えください」と――。
How you begin your day can make your day, or break your day. Your attitude and your actions have a strong effect on your whole day. Begin with a smile, a calmness of mind and a heart filled with gratitude. A positive mindset that it’s going to be a wonderful day.
ー小川政弘さん(元ワーナー・ブラザース映画会社の製作室長)ー