悪癖を直すためには… | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

冬に、かえでや楡(にれ)、胡桃(くるみ)の木がすっかり落葉して、枝だけになってしばらくしても、樫の木はパリパリに乾いた葉をつけたままです。気づいたことがありますか。

 

冬の強い風も、早春の雨も、古い葉を完全に落とすことはありません。けれども春が来て、暖かな風が吹くと、すばらしいことが起こります。小さな芽が小枝の先端に現れ始めます。すると、乾燥した前年の葉が落ちていきます。新しい生命は、古いものに とってかわるのです。

 

ときどき、樫の葉のように、古い悪癖がしっかり付いて離れないことがあります。逆境の風でさえ、堕落した人間の本質の残骸をすっかり吹き飛ばすことはできません。しかし、聖霊として私たちの心に宿っておられるキリストは、今も働いておられます。私たちの内にある主のいのちは、古い癖を追い出そうとしてくださいます。罪を告白すれば新たにされ、よろければ支えてくださり、御心をなすために力をくださいます。罪深い昔の悪癖を直そうとあらゆる努力をしても失敗したなら、樫の木を思い出しましょう。あなたの心に住む聖霊を、神に感謝しましょう。主が、優しく親切で、あわれみ深く、正直で実直であるようにと促されるとき、「はい」と従い続けましょう。そうすれば「枯れた古い葉」は、ついには落ちていきます。

 

悪癖を直すために神を信頼するという良い癖をつけよう。

 

「御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。」(ガラテヤ人への手紙5章16節)

 

ーデイリーブレッドー

 

私たちの習慣には色んなものがありますね。

でも、私たちは本当に生きたものとなるには、私たちだけではどうにもなりません。

しかし神様は私たちを放置されるのではなく、新たに実を結ばせて下さる。古い自分は良い意味で変えられていく。イエス様の命をかけてまで新しくされる姿を想像したらどれだけ素晴らしいものとなるでしょう。私たちは神様がいる、その喜びに生かされ、歩もう。