これは、ある中学2年生の少女が、家業の倒産と家庭崩壊の中で転落死、売春と覚せい剤でとらえられた時に、その少女が書いた文章です。
「親の育て方が悪いからぐれたんじゃない。ただむなしいから、せつないから、さみしいから、泣きたいから、悲しくなることを忘れたいから。だけど余計に辛くなる。自分がわからない。どんなに考えても答えが出ない。答えがわかったら真面目になれる気がする。なぜこんなに切ないのか、むなしいのか。お父さん、お母さん、ごめんなさい。グッバイ、マイホーム!」
所これを涙を流さずに読めるだろうか。私はこれを読んだときに涙が流れた。娘さんの、小さな少女が吐き出した、悲痛な叫び。お父さんお母さんも、どうにもならなかったんだろう。彼らを助ける人がきっといなかったのかもしれない。
でも一ついえる事、それはお父さんお母さん、またこの少女の気持ちをよく知っている神様がいること。私たちがどんなにどんなにむなしく、寂しく、切なく、泣きたくなる、それを神様は良く知っている。あなたは一人じゃない。様々な問題に私たちは振り回される。世には罪の支配があるからそれは様々な戦いはある、でも神様はあなたと一緒に戦われる。現実を神様は無視しない。あなたを世から引き上げ、神様の養いの中に招き入れるため人となってこられた。あなたの身近な存在となるため。
答えは何でも神様にある、なんて軽々しくはつらい人には言えないけど、でも、あなたの悲痛な叫びを癒したい、と神様はあなたが頼るのを待っているよ?いいんです、つらければつらいで、叫んで。神様があなたを救い、導きだされるから。
「イエス様も、あなたがいくところにわたしも行くよ、と。だから一緒に行こうって誘ってくださってる。」