感情任せにしてはいけない3つの事 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

怒っているときには、決して答えてはなりません。

幸せなときには、決して約束をしてはなりません。

悲しいときには、決して決断をしてはなりません。

 

1つ目を無視すると、いわゆる「売り言葉に買い言葉」、思ってもいないことを言ってしまい、深く相手を傷つけたり、断絶、争い、戦争など、大きな悲劇に発展してしまったりします。そして、後で理性を取り戻したとき、「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と返す返す悔やむ事になるのです。

 

2つ目を見ると、旧約聖書では、アモン人への勝利の請願の代償として、独り子の娘を全焼のいけにえとしなければならなかったエフタ、新約では、酔った勢いで娘に「何なりと望むものを与えよう」と約束してしまったばかりに、バプテスマのヨハネの首をはねねばならなかったヘロデ王(ヘロデ・アンテパス)を思い出しますね。

 

3つ目が必要なのは、心がふさぎ込んでいるときの「決断」は、ほぼ100%、ネガティブだからです。その結果、大きな幸せを自らの手で失ってしまいます。

 

「怒り」「悲しみ」という負の感情に支配されたときだけではなく、「幸せ」という高揚感の中にいるときも、私たちの判断は、しばしば誤ります。それを避けるためには、この3つ、いずれのときも、主の前に静まって、その感情をいったん全て神様に明け渡し、理性を働かせて神様のみ声を聞かなければなりません。「主よ、私の思いではなく、あなたのみ心は何でしょうか」と。

 

Never reply when you are angry. Never make a promise when you are happy. Never make a decision when you are sad.

 

ー小川政弘氏(元ワーナー・ブラザース映画会社の製作室長)ー