窓のない独房(アンソニー・ホプキンズ) | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

本当に世の中見回すと、なんでこんな事があるんだ?と思いたくなることはたくさんある。

でも、私たちは内側内側に目を向けて閉じこもっていはいけない。

あなたの暗闇に光を照らして、引き出してくださる方がいる。

そう、神様。

 

アンソニー・ホプキンス氏は言う。

無神論者でいるっていうのは、

窓のない独房にいるようなものに違いないね。

 

「羊たちの沈黙」の泣く子も黙るレクター博士や、「日の名残」「永遠の愛に生きて」のC.S.ルイス役で知られるイギリスの性格俳優アンソニー・ホプキンズの言葉です。役作りに想像力は付きもの。彼が「無神論者」とは?と想像すると、こんな感じになるのでしょう。

 

でも、ほんと、ぞっとするほど怖いと思いませんか? 神様を締め出した人間は、光一つない暗黒の小世界に閉じ込められるのです。創造者のまばゆい輝きが目に入らない世界は、神様に創られた世界のすばらしさもまた一切見えないし、触ることもできないのです。端的に言えば、それは命のない世界、死の世界です。

 

またそこには、キリストの十字架に示された創造者の愛がひとかけらもないので、いつも冷え冷えとしています。神のない世界は、愛の美しさも、温かさもない世界です。そして、地上の命が尽きれば、永遠の命の世界に迎え入れられることもないまま、孤独のうちに冷たい地面に横たわり、息絶えるだけです。

 

アンソニーの声が聞こえてくるようです。「あなた、そんな世界で生きたいですか? 私はごめんだね。冷血漢のレクター博士さえ嫌がると思うよ。幸い私は神を信じ、神の恩寵の中に生かされている。人に生まれて味わう喜びの中で、これほどすばらしいことはないね」と――。

 

Being an atheist must be like living in a closed cell with no windows. 

ー Anthony Hopkinsー