同等な天賦の才能と平等の機会 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

私たちの全てが“同等な天賦の才能”を持っているわけではない。

だが私たちの全てが、自分の才能を伸ばす“平等の機会”は持っているはずだ。

ージョン・F・ケネディーー

 

第39代アメリカ大統領の言葉です。“天賦の才能”の原語はtalentタラント=神の賜物です。そして“同等”“平等”と訳し分けた原語は同じequalイコールです。

 

神様が人間に等しくお与えになっ恵みの一つは“自由意志”です。神様は私たちを、ご自身に似せて創られましたが、そのご自身の似姿の中の最たるものが“自由意志”でした。神様はみ心のままに最善を行われますが、同じように人間にも、ロボットのようにではなく、自分自身の意志で神のみ心を行う自由をお与えになったのです。他にも神様は被造物の長である人間に、“時・機会”も平等に与えられました。

 

けれど神様が人それぞれに与えられた賜物は別でした。賜物はその人に固有のものであり、他に一人として同じ人はいないオンリーワンの“個人”の象徴でもあるからです。ですから人によって賜物は異なっていますし、その人の能力に応じて、大きな賜物も小さな賜物もあります。けれど、その賜物をより豊かで大きなものに伸ばすためのチャンスは、誰にも等しく与えられているのです。まさしく、聖書のタラントの例えのとおりです。主人を恐れて1タラントを地中に隠し、努力次第で3にも5にもできる“平等の機会”を用いなかったしもべを反面教師として、自分だけに与えられた賜物をさらに大きく広く深く成熟させるために、あらゆる機会を用いましょう。あなたへの神様の最大の賜物、“自由意志”によって――。 

 

All of us do not have Equal Talent, but all of us should have an Equal Opportunity to develop our talents. 

-John F. Kennedy-