独特だけど真実な希望 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

近頃は、何を見ても驚かされまいと努めていますが、ショッピングモールで横を通り過ぎた女性のTシャツに書かれていた文句にはドキッとしました。太い活字で、「希望はおバカさんのもの」と書かれていたのです。確かに、うぶで乗せられやすいことは、愚かで危険です。根拠のない楽天主義が失望や傷心という悲しい結果を招くこともあるでしょう。だからと言って、希望を持たないようにするのは、あまりに悲観的でひねくれた人生観です。

 

聖書の希望は独特です。それは確かな信頼です。この世界の中で何かをしようと神が働いておられる、そして、「私」の人生の中でも神が働いておられると信じることです。これこそが、みんなが必要としているものです。ヘブル人への手紙の著者は、「約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか」(ヘブル10:23)と記して、はっきりと希望の大切さを述べています。

 

聖書に根ざした希望を持つことは、愚かなことではありません。それにはちゃんとした根拠があるからです。私たちの神は真実なお方ですから、キリストを信じて手にした希望を、しっかりと握っていましょう。現在でも未来でも、私たちがどんなことに直面したとしても、神は信頼できるお方です。私たちの希望の土台は、永遠の愛をもって愛してくださる神の信頼できる品性です。あのTシャツの言葉は間違っています。「希望はおバカさんのもの」ではありません。希望は、あなたと私のものです。

 

神という土台がある希望は、どんなプレッシャーを受けても崩れない。

 

「約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。」(ヘブル人への手紙10:23)

 

ーデイリーブレッド

 

私もそうなのですが、服のデザインはこだわります。

プリントされている内容、といったほうが正確ですかね。John 3:16と前側に絵で書かれていて、後ろ側にはその御言葉が十字架型にぷりんとされたものでした。

結局遊んでいる最中に破れちゃったのですが。

でも、これを着て仕事をしていたとき、聖書を知らない人にも希望を与え、勇気を得たよ、と言われました。神様の御言葉は力があります。あなたはどんな希望なる神様を胸にいだいていますか?