たった3秒だけでいいんです | 子育て休職中牧師の聖書のおはなし

子育て休職中牧師の聖書のおはなし

東京で牧師をしておりましたが、子育てのため一時的に北海道に移住しました。
「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と語られた神様からのラブレター・聖書から少しずつ分かち合わせていただきますね(*^_^*)

「あと3秒だけ」

 

エレベーターに乗って扉を閉じるボタンを押す前に3秒だけでも待とう。誰かが急いでくるかも知れないから。

 

信号が青に変わって、前の車が止まったままでいても、クラクションを鳴らさないで3秒だけ待ってあげよう。その人は人生の重要な岐路において悩んでいるかも知れないから。

 

自分の車の前に入り込もうとする車がいたら3秒だけ待ってあげよう。その人の家族が病んでいるのかもしれないから。

 

友と別れるとき、彼の後ろ姿を3秒だけ見てあげよう。もし、彼が振り向いた時、笑顔を見せられるように歩きながら。

 

朝のテレビで不幸に出会った人のニュースを見たならば、しばらく目を閉じて3秒だけ彼らのために祈ろう。いつかは彼らが私のためにきっと祈ってくれるだろうから。

 

耐え得ない怒りが込み上げてくる時も3秒だけ目を上げて天を見よう。私がつまらないことに怒っているのではないかと思えるようになるだろうから。

 

車窓の外にある子供と目が合ったとき3秒だけその子に手を振ってあげよう。その子が大きくなった時、確かに私の子にもそうするだろう。

 

罪を犯して刑務所に行く人を見る時、悪口を言う前に3秒だけ考えよう。私がその人の状況であったならどうなっていただろうかと。

 

子供が過ちを起して泣きそうな顔をしている時3秒だけ黙って笑ってあげよう。過ちを悔い改めて私の胸に飛び込んでくるかも知れないから。

 

作者不詳

 

あなたの3秒を神様に向けよう。神様が何かをなしてくださる。