何もかも失ったと思っても | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

私たちは何もかもい失ったと思う時、自分の失ったものだけを見、考える。

でも、あなたが今持っている素晴らしいものは何か?

そんな中、ホロコーストの生き残りであるコーリー・テン・ブームさんの本の中でこんなものを見つけた。

以下。

 

「私はあるとき、ロシアでひとりの女性と出会いました。彼女は厚化粧をしていました。そして、一本の指が動くほかは、手足のすべてが硬直していました。けれども、その残された一本の指で、聖書の御言葉や霊想書をタイプしていたのです。

 

その手足の硬直した女性の御主人は、彼女がタイプしたものを製本し、人づてに渡していきました。彼女は死ぬ日までこの仕事を続けました。そして今は、主と共にあります。彼女はなんと幸せな人であったことでしょう。天国で、きっと彼女がタイプした書物を読んだ人たちから、「私をここに招いてくださったのは、あなたでした」と言われているに違いありません。

 

健康であるとかないとか、あまり丈夫ではないとか言わないでください。

 

あなたは、神様のお役に立つために、指一本を、いや、もっと多くのものを持っておられるはずです。

 

ーコーリー・テン・ブーム(第二次世界大戦中に多くのユダヤ人をナチスから助けたオランダ人クリスチャン、ホロコースト生残者))ー」

 

神様はあなたに全てを与えたい。そのため御子イエス様の命さえ与えられた。私たちはこのイエス様の永遠の命をいただき、神様との和解にある喜びに生きよう。