ー真の王を迎えるー | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

「門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。栄光の王とは、だれか。強く、力ある主。戦いに力ある主。門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。その栄光の王とはだれか。万軍の主。これぞ、栄光の王。」 詩篇24710

 

古き時代、圧政からの解放を求めたある国の民は、この国を開放するために来た王のため、その門戸を自ら開け、王を迎え入れたという。もし、彼らがその門戸を開かなかったなら、いつまでもその圧政に苦しみ続けるか、もしくはそのまま敵とみなされ打ち倒されていたのかもしれない。まあそんな話はどこにでも聞く話。

 

何か堅い話になってしまいましたが、周りを見てみますと、自己変革、変えられること、自分探しをされる方が多い。自分を変えたい、わたしらしくありたい。ないし、様々な戦い、問題、過去の痛み、罪、そうしたものに縛られていて、そこから解放されたい、と願う人も特に最近多い。そして頑張る。でもだんだん疲れてきてしまい、闘う力を失ってしまう…

 

でももしあなたがあなたの門を上げ、真の神様をあなたの内に迎え入れるなら、神様はあなたを新しくしてくださる。その真の王なる神様はこの世にいるような圧政を強いる王ではない、あなたを本当の意味で「生きた者」としてくださる方。その愛、また力強い御手であなたのいのちを、あなたが今自分で支配している、もしくはほかの何者かによって支配、縛り付けられているところを打ち砕き、治めてくださる。

 

そのためにイエス様はあなたのところに来られた。あなたが自分で支配しているところを、また罪やその呪い、またあなたを縛り付けるありとあらゆるものを打ち砕き、本当のあなた、神様の子としてのいのちを与えるため、王なるイエス様が来られた。そしてそれら一切と戦い、あなたの受ける苦しみ、いや罪、死、全てを背負い身代わりに死なれ、これらを打ち砕く、そのために来られた。

 

もしあなたが王の王なるイエス様を救い主として、あなたの真の王としてその門を開き招き入れるなら、もうあなたはこれらに打ち負かされることはない。神様が完全にこれらを打ち砕き、また、なお戦いがあろうともあなたと共に王として戦われる。励まされる。導かれる。

 

今日私たちは自分の門を上げ、また王座を主の前に明け渡しましょう。そこから神さまの御国は今日、始まる…