書評に魔法はない -13ページ目

ジェレミー・シーゲルのインタビュー動画


Siegel Says Fed May Raise Rates by End of Third Quarter: Video

ブルームバーグでインタビューに答えています。


【書評】まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)/堀江 貴文

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y)/堀江 貴文
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Q&Aで一章短いので読みやすい。
ネタかぶりもそこまで多くない。
他著で述べたことがQ&Aに姿を変えただけって部分もあるけど
あのぐらいの量なら許容範囲内でしょう。
新書で価格も安いし。
昨年の終ぐらいに出た3冊は、ネタの使い回しがひどかったから。
ホリエモンの中学、高校生時代の同窓との関係のあり方とか新ネタあった。

ためになった話は、
Q18の居抜き物件、
減価償却費がゼロで飲み屋の利用が増えているらしい。
これからも伸びていくビジネスと見ているそうです。

Q37国会図書館民営化で グーグル委託、

笑えた話が
Q89の熊谷正寿さんのエピソード。
熊谷正寿さんの著書3冊全部読んだ。
謙虚、清廉潔白、礼儀正しい、合理主義の効率的って印象。
「熊谷さんには夜の街を教えていただきました。」とか
板倉雄一郎の『社長失格』では面食らった。
社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由/板倉 雄一郎
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「紳士的でちょっと顔の大きい熊谷さんは、ぼくと同じ1963年生まれ。仕事での出会いをきっかけに、六本木 あたりでしばしば飲む仲だった。彼とは仕事だけでなく女の趣味まで似通っていた。同じクラブの同じ子をそれぞれ別の日に指名していたこともある。」

「反面教師として・・」椅子いくらしたんだろう?

以前糸山政経塾のHPに高い絵画を買ったことを理由に糸山英太郎先生は
GMO株を売却していたことが載っていたっけ。
熊谷正寿さんって美術品めいたものが好きなのかな。

堀江貴文 人生論/堀江貴文
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「希望」論/堀江 貴文
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判決前夜 ‐堀江貴文の日本バージョンアップ論/堀江 貴文
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格差の壁をぶっ壊す! (宝島社新書 311)/堀江 貴文
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またすぐ日本を出すんだね。
こちらの書ではネタかぶりがないことを願いたい。

【書評】ココ・シャネルという生き方

ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫)/山口 路子
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P22「傲慢さは、あたしの性格の鍵ともなったかわりに独立心となり、また、非社交性ともなった。それは、同時に、あたしの力や成功の秘密にもなった。」

P95「所有することは醜い。」

僕は車はレンタカーとタクシーで充分。
家は賃貸派です。


P96「あたしは人を判断するのに、お金の使い方で見分けることにしている。」

自分の価値のわかるものは、惜しまず出す。
価値の分からないものは最低限のもので。
要するに極端なお金の使い方をしている人は魅力的。

パチンコ、スロット、競馬とかギャンブル、オシャレや洋服、ルイ・ビトンなんか論外だけど
生命保険、住宅ローンとか入っている奴も同様にカモだと思う。


P99「夜はめったに外出しなかった。だからかえって、みんなに求められたのだろう。」

P101「誘われればどこへでも顔を出す人に魅力的な人は少ない。」

P106「黒は全ての色に勝る。」
僕も黒が一番好き。

P130「あたしは、自分の引いた道にまっすぐに進む。たとえ退屈になってもその道の奴隷になる。」

P164「あたしは、論理的な人間だから理にかなった服しか作らない。」

P180「あたしは確かな嫌悪の精神を持っている。あたしは何より嫌いなものは作らない。あたしはいつだって自分が着たいと思うもの以外作らない。」

P181「つねに除去すること。付け足しは絶対に行けない。」

P181「本当の贅沢は裏にある。」

P199「男に愛されない女など何の価値もない。」


ココ・シャネルについて語られている本はたくさんさんあるけど、
引用されている言葉が秀逸なものが特に多かった。