こんにちは。

今回は、イタリアワイン好きならぜひ一度飲んでいただきたい、シチリアの赤ワインをご紹介します。


そのワインがこちら。

「クズマーノ シラー(Cusumano Syrah)」

シチリアというと、まず思い浮かぶのはネロ・ダーヴォラやネレッロ・マスカレーゼなど、シチリアを代表する土着品種。


ところが今回の主役は、フランス・ローヌ地方を代表する国際品種、「シラー(Syrah)」です。「シラーって、濃くて重たいワインじゃないの?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。


ところが、クズマーノのシラーを飲んでみると、そのイメージが少し変わるかもしれません。シチリアらしい豊かな太陽を受けた果実味がありながら、スパイスや黒胡椒のニュアンスが加わり、非常に飲みやすく仕上がっています。


🍷 クズマーノとは?

まずは造り手から。**Cusumano(クズマーノ)**は、シチリアを代表するワイナリーのひとつ。シチリアのさまざまなテロワールを活かしながら、土着品種だけではなく、国際品種も巧みに取り入れています。その中でもシラーは、クズマーノが手掛ける単一品種ワインのひとつ。


公式情報では、シラーの2023年ヴィンテージについて、ジェームス・サックリング91点という評価も掲載されています。「シチリアでシラーを造る」この組み合わせが、なかなか面白いんですよね。🌞 


シチリアで育つシラー

シラーと聞くと、

🇫🇷 フランス・ローヌ

🇦🇺 オーストラリア

🇿🇦 南アフリカなどを思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、シラーは世界各地で栽培されている国際品種。温暖で日照量の多いシチリアとの相性も非常に良い品種です。


シチリアの太陽をたっぷり浴びることで、熟した果実の豊かな香りとボリューム感を生み出します。一方で、シラーらしいスパイスや黒胡椒のニュアンスが残る。この、「果実の甘やかさ」+「スパイス感」が、クズマーノ シラーの魅力です。🍷 


クズマーノ シラーを実際に味わう

グラスに注ぐと、まず目に入るのは濃いルビー色。

光にかざすと、紫を帯びたような色合いも感じられます。香りを取ってみると……

🍒 熟したチェリー

🫐 ブラックベリー

🍑 プラム

🌸 紫の花

🌿 スパイス

🌶️ 黒胡椒といった印象。

特にシラーらしいスパイシーなニュアンスがポイントです。海外のテイスティング情報でも、チェリーやプラム、ブラックペッパーなどの香りが挙げられています。


👄 口に含むと……

第一印象は、「果実味がしっかりしているのに、意外と飲みやすい」という感じ。熟した赤・黒系果実のジューシーさがあり、そこにシラーらしいスパイス感。タンニンもありますが、ゴリゴリとした荒々しいタイプではなく、比較的なめらか。そして、シチリアらしい温暖な産地を感じさせる、ふくよかな果実味があります。

海外のテイスティング情報でも、ジューシーでフルボディ、シルキーなタンニンといった特徴が紹介されています。⭐ 


「クズマーノ シラー」

個人的に面白いと思うのが、「濃厚だけど、ただ濃いだけではない」というところ。シラーというと、「パワフル」「濃い」「重い」というイメージを持たれがちです。もちろんシラーにはそういう魅力があります。


でも、ワインを料理と一緒に楽しむ場合、ただ濃ければ良いというわけではありません。

クズマーノ シラーは、

果実味 ・スパイス ・酸 ・タンニンという要素が組み合わさっているので、食事と合わせやすい。ここがソムリエとしても使いやすいポイントだと思います。


🍝 イタリア料理との相性は?

もちろん、イタリア料理との相性も抜群です。

例えば……

🍝 ボロネーゼ牛肉や豚肉を使った濃厚なミートソース。シラーの果実味と肉の旨味がよく合います。トマトの酸味がワインの果実味を引き立ててくれるのもポイント。

🥩 牛肉のグリルこれはかなりおすすめ。焼いた肉の香ばしさと、シラーのスパイス感が非常によく合います。特にブラックペッパーを効かせたステーキなら、ワインの黒胡椒系のニュアンスともリンクします。

🍖 サルシッチャイタリア料理なら、ぜひ合わせたいのがサルシッチャ。肉の脂、ハーブ、スパイス。これらをシラーがしっかり受け止めてくれます。

🍕 サラミ系ピッツァ実はピッツァにもおすすめ。サラミやソーセージ、チーズが乗ったピッツァなら、シラーの果実味とスパイス感が活躍します。「赤ワインとピッツァ」という組み合わせを楽しみたい時にもいいですね。

🍷 少し意外な料理にもシラーは肉料理だけではありません。例えば、キノコ料理も面白い組み合わせ。キノコの土っぽい香りと、シラーのスパイスや黒系果実のニュアンスが意外によく合います。また、グリルした野菜や焼き野菜など、香ばしさのある料理にも合わせやすいでしょう。


🌡️ 飲む温度も大切

赤ワインだからといって、あまり温度を上げすぎないのがおすすめ。目安としては、15~18℃程度からスタート。少し涼しめの温度から飲み始め、グラスの中で温度が上がっていく変化を楽しむのもおすすめです。温度が上がるにつれて、果実味や香りがより豊かに感じられてきます。


🍷 こんな方におすすめ!

クズマーノ シラーは、

✔ シラーが好き

✔ 果実味のある赤ワインが好き

✔ 濃いめの赤ワインが好き

✔ スパイシーな赤ワインが好き

✔ 肉料理に合わせる赤を探している

✔ イタリアワインが好き

✔ シチリアワインを飲んでみたい

✔ コストパフォーマンスの良い赤を探している

こんな方には、ぜひ試していただきたい1本です。


🍷 シチリアらしさを感じる「国際品種」シチリアワインの面白いところは、土着品種だけではないということ。

ネロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼ、グリッロなどのシチリアらしい品種がある一方で、シラー・カベルネ・ソーヴィニヨン・メルローなどの国際品種も栽培されています。


その中でシラーは、シチリアの温暖な気候との相性が良く、「シラーなのに、どこかシチリアらしい」というワインに仕上がります。これが、産地を知ってワインを飲む面白さでもあります。


👉 Amazonで「クズマーノ シラー」を探してみる


 


🍷 最後に

イタリアワインを飲んでいると、「イタリア=土着品種」というイメージを持ちやすいのですが、シチリアのワインを飲んでみると、その考え方が少し変わります。シチリアという土地の個性を持ちながら、世界的な品種であるシラーを表現する。それがクズマーノ シラーの面白さ。


熟したチェリーやプラムのような果実味。そこに黒胡椒を思わせるスパイス。そして、肉料理をしっかり受け止めるボディ。気取らず、料理と一緒に楽しめる。そんなところが、このワインの魅力だと思います。


今夜はちょっと濃いめの赤ワインを飲みたい。そんな日に、シチリアの太陽を感じながら、クズマーノ シラーを一杯。🍷🇮🇹ぜひ楽しんでみてください。