こんにちは。
先日、大阪・梅田の「XEX WEST / The BAR」で開催された、イタリア・アルト・アディジェのワイナリー、KETTMEIR(ケットマイヤー)Aperitivo Partyに参加してきました。

今回は、ケットマイヤーのワインを楽しみながら、XEX WESTのお寿司とのペアリングも楽しめるイベント。
普段、イタリアワインを扱う仕事をしている自分にとっても、改めてアルト・アディジェのワインをじっくり味わえる、とても良い機会でした。

🍷 KETTMEIR(ケットマイヤー)とは?
ケットマイヤーは、イタリア北部のアルト・アディジェ地方、カルダーロに位置するワイナリー。
1919年創業という長い歴史を持ち、アルト・アディジェの土地とブドウ品種の個性を生かしたワイン造りを続けています。現在もカルダーロのワイナリーを拠点に、ワインの試飲や見学なども行っています。

アルト・アディジェというと、
ピノ・ビアンコ
ピノ・グリージョ
シャルドネ
ゲヴュルツトラミネール
ピノ・ネロ
ラグレイン
など、非常に多彩な品種が楽しめる地域。
そしてアルプスの山々に囲まれた冷涼な環境から生まれる、爽やかな酸とミネラル感を持ったワインも大きな魅力です。

ケットマイヤーも、アルト・アディジェのテロワールを生かし、さまざまな品種のワインを造っています。

🥂 まずはスパークリングから
今回のイベントでは、
ブリュット アテシス
そして
ブリュット ロゼ アテシス
をいただきました。

ケットマイヤーといえば、個人的にはやはり**メトド・クラシコ(伝統方式)**のスパークリングが印象的です。
アルト・アディジェというと白ワインのイメージが強いかもしれませんが、実はこの土地はスパークリングの産地としても非常に面白い。
ケットマイヤー自身も、現在はメトド・クラシコを重要なカテゴリーとして展開しています。

食前酒として楽しむのはもちろん、今回のようなお寿司との組み合わせにもぴったり。
泡の爽快感と酸が、魚介の旨味をきれいに流してくれます。

🍣 ワインと一緒にいただいたお寿司
今回のお楽しみの一つが、
XEX WESTのお寿司とのアッビナメント(ペアリング)
でした。


イタリアワインとお寿司。
一見すると少し意外な組み合わせですが、アルト・アディジェの白ワインは、こうした魚介料理との相性を考えるうえでも面白い存在です。

特に今回のような、
「酸のある白ワイン × 寿司」
という組み合わせは、非常に分かりやすく楽しめます。
ワインの酸が魚の脂を軽くして、後味をすっきりさせてくれる。
そして、次のお寿司へ。
これはついついグラスが進んでしまいます(笑)

🥂 ピノ・グリージョ
アルト・アディジェを代表する品種の一つです。
ケットマイヤーのピノ・グリージョは、心地よい酸とほのかな苦味のバランスが特徴とされています。

魚介類との相性を考えると、とても使いやすい品種。
今回のお寿司との組み合わせでも、
「なるほど、これは合うな」
と感じる一本でした。

個人的には、こういうワインこそレストランのグラスワインとして面白いと思います。
料理を邪魔せず、しかしワインとしての存在感もしっかりある。

🍇 シャルドネ
ケットマイヤーのシャルドネは、熟したゴールデンアップルやバナナを思わせる香りに、適度な酸としっかりしたボディを持つスタイル。
ステンレスタンクで醸造・熟成されています。

同じ白ワインでも、ピノ・グリージョとはまた違う表情。
シャルドネらしい果実の厚みがありながら、アルト・アディジェらしい爽やかさも感じられるタイプです。

🍷 シャルドネ「マゾライナー」
今回、個人的に興味深かったのが、
シャルドネ マゾライナー
同じシャルドネでも、テロワールや畑の違いによって、どのように表情が変わるのか。
こうした違いを比較できるのは、ワインイベントならではの楽しみです。
普段レストランでワインを選ぶ時も、
「シャルドネだからこう」
ではなく、
どこのシャルドネなのか?
どんな標高なのか?
どんな土壌なのか?
どう造られているのか?
まで考えると、ワイン選びがさらに面白くなります。

🍷 ピノ・ネロ「マゾライナー」
赤ワインでは、
ピノ・ネロ マゾライナー
アルト・アディジェのピノ・ネロは、個人的にも非常に好きなカテゴリーです。
ケットマイヤーのピノ・ネロは、赤い果実を思わせるエレガントな香りと、柔らかく上品な口当たりが特徴。公式にも、赤身肉やスペック、熟成チーズなどとの相性が紹介されています。

今回のようなワインイベントで飲むと、
「やっぱりアルト・アディジェのピノ・ネロは面白いな」
と改めて感じます。
ブルゴーニュのピノ・ノワールとはまた違う、
アルプスらしい冷涼感を持ったピノ・ネロ。
イタリアワイン好きなら、ぜひ一度飲んでほしい品種です。

🇮🇹 アルプスのワイン「アルト・アディジェ」
今回のイベントを通して改めて感じたのは、
アルト・アディジェは非常に奥深い産地だということ。
イタリアの中でもかなり北に位置し、オーストリアとの文化的なつながりも感じられる地域。
そのため、同じ「イタリアワイン」でも、私たちが一般的にイメージするトスカーナやピエモンテ、シチリアとはかなり違った個性があります。
山岳地帯ならではの冷涼な気候。
標高の高い畑。
そして、それぞれの品種の個性。
これらが組み合わさって、非常にクリーンでエレガントなワインが生まれます。

🍣 ワインと寿司という面白い組み合わせ
今回のイベントで面白かったのが、
「イタリアワインと寿司」
という組み合わせ。
ワインとイタリア料理という王道の組み合わせだけではなく、
魚介 × アルプスの白ワイン
という楽しみ方ができました。
特にアルト・アディジェの白ワインは、魚料理との相性を考えるうえでも非常に使いやすい。
レストランでワインを選ぶ立場としても、こうした経験はとても勉強になります。

🍷 ソムリエとして今回感じたこと
今回のイベントでは、単純に「美味しいワインを飲む」というだけではなく、
「このワインをレストランでどう提案するか?」
という視点でも楽しんでいました。
例えば、
ピノ・グリージョ
魚介、前菜、寿司、軽めの料理。
シャルドネ
魚介料理、クリーム系、白身魚。
ピノ・ネロ
鶏肉、豚肉、赤身肉、キノコ、熟成チーズ。
というように、それぞれのワインに料理との接点があります。
ワインリストを作る際にも、こうした「料理とのつながり」を意識することは非常に重要だと思っています。

🍷 まとめ
今回参加した、KETTMEIR Aperitivo Party。
アルト・アディジェのワインを改めて飲み比べることができ、さらにXEX WESTのお寿司との組み合わせも楽しめる、非常に興味深いイベントでした。
ケットマイヤーは1919年創業という長い歴史を持ちながら、現在もアルト・アディジェのテロワールを表現するワイン造りを続けています。

個人的には、
「アルト・アディジェのワインをもっと知ってもらいたい」
と思わせてくれるイベントでした。
特に、
🥂 ブリュット アテシス
🌹 ブリュット ロゼ アテシス
🍇 ピノ・グリージョ
🍏 シャルドネ
🍷 シャルドネ マゾライナー
🍷 ピノ・ネロ マゾライナー
と、スパークリングから白、赤まで幅広く楽しめたのも良かったです。

普段あまりアルト・アディジェのワインを飲まない方にも、ぜひ一度試していただきたい産地です。
イタリアワインは、本当に奥が深いですね🍷
今回も、楽しく勉強させていただきました。