トスカーナのワイン、と聞いて多くの方が思い浮かべるのは
キャンティやブルネッロ、ヴィーノ・ノービレかもしれません。

でも実は――
**“トスカーナ最古のDOCG”**とも言われる、知る人ぞ知る銘産地があるんです。
それが カルミニャーノ。

今回は、そのカルミニャーノを代表する名門
**ピアッジャの「カルミニャーノ・リゼルヴァ」**をご紹介します。

ソムリエとしても、これは素直に「良いワインだな…」と唸る一本です。

造り手紹介|ピアッジャ(Piaggia)

ピアッジャは、カルミニャーノ地区を語るうえで欠かせない造り手。
1980年代以降、この地の評価を一気に押し上げた立役者でもあります。

畑は標高のある丘陵地に広がり、
石灰質と粘土を含む土壌が、ワインに骨格と緊張感を与えています。

✔ 収量を抑えた丁寧な栽培
✔ 手摘み収穫
✔ 伝統を尊重しつつも、現代的なクリーンさ

「派手さよりも本質」
そんな言葉がしっくりくる造り手です。

カルミニャーノという産地の魅力

カルミニャーノの最大の特徴は、
サンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドする伝統。

実はこれ、
ボルドー品種をいち早く取り入れていた歴史があり、
スーパータスカンの“先祖”的存在とも言われています。

✔ サンジョヴェーゼの酸と赤系果実
✔ カベルネの骨格と深み

このバランスが、カルミニャーノならではの個性なんですよね。

味わい|カルミニャーノ・リゼルヴァ

グラスに注ぐと、深みのあるルビーレッド。
リゼルヴァらしい落ち着きと風格があります。

香り

ブラックチェリー、プラム

カシス、ドライハーブ

杉、スパイス、ほんのりバニラ

味わい

アタックはしっかり

中盤から広がる果実味と旨み

タンニンは豊かだけど、きめ細かい

余韻は長く、じわっと続く滋味深さ

「力強いのに、決して粗くない」
ここがピアッジャの真骨頂ですね。

おすすめペアリング🍽️

これはもう、肉料理一択です。

牛ホホ肉の赤ワイン煮

鹿や猪の煮込み

Tボーンステーキ

熟成したペコリーノ・トスカーノ

特に、煮込み系×ハーブとの相性は抜群。
ワインの複雑さが、料理を一段引き上げてくれます。

ソムリエとしてのひとこと

カルミニャーノ・リゼルヴァは、
「トスカーナ通」になってから出会うと、
その良さがより深く分かるワインだと思います。

派手なネームバリューはないけれど、
飲めば納得、飲むほどに好きになる――
そんな大人の赤ワインです。

少し特別な日のディナーや、
ゆっくり時間をかけて楽しみたい夜に、ぜひ。

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まとめ(表でチェック)
項目    内容
産地    イタリア/トスカーナ(カルミニャーノDOCG)
生産者    ピアッジャ
品種    サンジョヴェーゼ主体+カベルネ・ソーヴィニヨン
スタイル    力強くエレガントなフルボディ
おすすめ    肉料理・煮込み・熟成チーズ