【5歳8ヶ月(年長)】
文字・知恵
数
「128÷25は…6？……あれ、違ーう！じゃあ5？えーー消しゴムやだーー(フリーズ)」
「はい消し消し屋さんがやりますよ(÷二桁って色々壁だよなぁ…。そもそも仮商修正を嫌がる子は多いだろうし、2桁×1桁の暗算もいる。九九やそれをひっくり返した割り算と違って、足し算や引き算で考える本質アプローチもやや届かない。ここまでに培う高い計算能力に加えて、数量感or抽象思考に切り替えないといけない点が、ここの壁の正体かもね。時間はあるから、色んな角度から取り組もうね)」
「色んな種類の計算だね。まず1人でやってみて、分からない所は聞いてね！」「……(黙々)」(静かな時間だ……ちょっと感動)「988÷38……あれぇ？
余りが228になるのって何かヘンじゃない？」「大丈夫、そこまで合ってるよ！288個余ってるから、まだ38人で分けられるよね。何個ずつ分けられるか228÷38で計算して1の位に答えたらおしまいだよ」「フーン」「全部自分でやった！！！」「やったね！(笑)」
(計算操作に躓いたら、本質から考え直せば良い。その行き来が出来るようになって欲しいね。どこかで演習パートを切って、実物を使ったインプットパートをもう一度挟もうか)以上、50分でした。